2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

やはり彫刻家になるべきだった

武部幹事長の郷里に、牛肉を食う銅像を建立したい。 ▲一番上の日記へ

忘れられない光景

誰にでも忘れられない光景のひとつやふたつはあるものだ。 ――などと言い切ったが、本当にそうなのかどうかは知らない。 と、いきなり自分で自分の話の腰をサバ折りしてしまったが、えーと、何を書くつもりだったんだっけな。眠くて、どうも頭が働かない。 そ…

遺憾

「この度のことについては、大変、遺憾に思います」 なんていう言葉を、政治家や官僚、企業トップがよく口にする。 どうもこう、物足りないというか、隔靴掻痒というか、釈然としないというか、誠意をあまり感じないのはなぜだろうか。 広辞苑で「遺憾」を引…

ちゃんとした人

町山智浩さんが配給会社によるスターウォーズの記事事前検閲をめぐって、戦っている(id:TomoMachi:20050729、id:TomoMachi:20050611)。アッパレだなあ、と思う。 ▲一番上の日記へ

初対面

一昨日の、ネットで知り合って集団自殺というやつの続きだが(ヤな続きだね)、あれ、事前に顔合わせしておくのだろうか。 どうなのだろう。実際のケースは知らないが、あまりそういうことはしないような気もする。 ネット上の匿名の関係ならいろいろ話せ、…

見知らぬ同士

ネットで知り合って集団自殺、なんていうのが時々、問題になる。 ウロ覚えだが、以前、中島らもがインタビューで「悲しむ人がいる限り、死ぬのはやめておけ」というようなことを言っていた。 中島らもは、一度、鬱がひどくなって、自殺しかけたことがある。…

最期の言葉

相変わらずアホなことを思いつくもので、作家の最期の言葉が、自作の有名フレーズだったらどうなるだろう、と考えた。 例えば、司馬遼太郎が、 「余談が過ぎた」 と言って死んだら、キマったろう。彼が膨大に書き飛ばした作品群は全て余談だった、というのだ…

秘技

一昨日、「秘技・どんでん返し」について書いた。 「秘技!」と言われると「ムッ!」と来るのは、これはもう、日本人の習性みたいなものである。 ――今、非常に安易に「日本人の習性」と書いた。 ドイツ人やペルー人やソマリア人が「秘技!」(を意味する彼ら…

フリーライティング11

しょ、しょ、しょうじょうじ しょ、しょ、しょうじょうじ しょ、しょ、しょうじょうじのにわにわにわは つんつん、つきよだ、みんなでて、ほいこらほい でたらつきよだ、みんなでた、ごせんにん ああ、あ、あ、ほんじゃらほい たぬきのにわは かぜもないのに…

もろさ

昨日、地震があったときは自宅で泣きながら仕事をしていた。 わたしが住む地域は割と地盤が固いところのようで、地震のときは、たいてい、周囲に比べ、比較的低い震度だ。 参ったか。 別に参らんでもよいのだが、地震で、ぐらぐらっ、と来ると、いつも「お!…

どんでん返し

いきなりそんなこと言われても困るだろうが、「どんでん返し」の「どんでん」とは何だろうか。 広辞苑で引いてみても、「どんでん返し」はあるが「どんでん」はない。 ♪ど〜んで〜ん、ム〜シムシ、か〜たつ〜む〜り〜 いや、なに、その、人間には突発的なパ…

同化

上田正樹と有山淳司の「ぼちぼちいこか」というアルバムに「大阪へ出て来てから」という歌がある。 田舎から大阪に出てきた男が、最初は道頓堀のネオンに驚いたりしながらも、だんだん大阪弁にも慣れ、自分でも話すようになり、大阪の人間になっていく様が唄…

江戸っ子

東京近辺に、もう20年も暮らしているのだが、いまだに「江戸っ子」と呼ばれるようなタイプの人に出会ったことがない。 わたしの思う江戸っ子というのは、「そこをまっすぐ行って〜」を「そこんとこ、まっつぐ行ってよッ、」と言い、気が短く、でも腹の中はさ…

笑ってしまった

「〜してしまった」という言い方には、どこか「不本意ながら」というニュアンスがある。 例えば、「コケてしまった」、「パンツがずり落ちてしまった」、「指さしてバカにされてしまった」。 で、わかったような、わからないようなのが、「笑ってしまった」…

最近の若い者

「最近の若い者は〜」という言葉が出ると、まずたいてい、その後に悪口が続くのだが、わたしは「最近の若い者は結構、ちゃんとしてるなあ」と思うことも多いのである。 近所のコンビニで若い兄ちゃんが働いている。 金髪でピアスを4つもつけているのだが、こ…

死と再生の物語

文庫本の裏表紙にはよく内容紹介文が載っている。 こんな言葉がよく書いてあるような気がする。 死と再生の物語。 もちろん、きちんと文庫本のサンプルを抽出して調べたわけではない。何となく、「いかにも」というふうに思うだけだ。 なかなか、受けそうな…

中国の故事

わたしは中国の故事が好きなのだが、なぜ好きなのかは自分でも、よくわからない。 例えば、「杯盤狼藉」という故事を、「ことわざ・名言事典」(創元社編集部編、創元社)から引用する。 斉の国に淳于コンという男がいた。 もう、この「○○の国に○○という人が…

今日の職業

今日の金曜エンタテイメント。新聞のテレビ欄より。 金曜エンタテイメント 「労働基準監督官・和倉真幸」 労働基準監督官の真幸(東ちづる)は、スーパーのパート店員が有給休暇を取りたいと打診するところに遭遇。有給休暇はないという社長に、間違いだと指…

カクシャク爺さん

昨日、地下鉄に座っていた。 地下鉄に座っていたといっても、車両の屋根によじ登ってあぐらをかいていたわけでもなければ、線路の上に正座して心静かに時を待っていたわけでもない。 誰もそんなことは考えなかったろうが、一応、断っておく。 電車が駅に着き…

彫刻家になればよかった

今頃、いきなり言い出すのも何だが、彫刻家になればよかった、と思うのである。 いや、もちろん、才能とか技術のことは置いておくよ。 わたしはものを立体的に捉える、ということがとても苦手で、例えば、三面図から立体を想像することができない。 ノミを持…

四文字熟語

四文字熟語には、大げさなものが多い。 例えば、「怒髪衝天」なんていうのがある。 怒って直立した髪が天を衝いた、というのだ。それはいくらなんでもチョット、と思う。 実際には、昔のBUCK-TICK(綴り合ってるかは知らんよ)とか、X-JAPANの人々を思い出す…

フリーライティング10

よるはしるおとこ あんきょ げすいどう こうつうひょうしき じゅうじろでひだりにまがり さんさろをみぎにいき よるはしるおんなとすれちがい いつのまにか、もりのなか おまえはよるはしるおことになるのだ ちょうろうがつげた けにあのよるのとばりのなか …

議論

特に日本の文化の特徴なのかもしれないが、直接に話をするとき、話を合わせようとする傾きがある。 もちろん、ケース・バイ・ケースであって、日本共産党の志位委員長と靖国神社の宮司が議論して、「ウン、そうだねえ、そうだねえ」と納得しあう確率は低いだ…

頑張れー!

人に「頑張れ」と言うのは嫌いなのだが、こういう人にはつい「頑張れー!」と言いたくなる。 ・営業バイクでラリー参加 愛媛銀行員が4000キロ 頑張れー! でも、ちゃんと帰ってこいよー!! ▲一番上の日記へ

面白い放送とは

どの競技でもそうだが、好試合もあれば、凡戦もある。 見るからに凡戦なのに、アナウンサーがやたらと盛り上げようと声を張り上げる姿を見ると、「この人もツラいのだろうなあ」などと妙な同情をしてしまう。 フジテレビの、バレーボールを商品として売ろう…

フジのバレー中継

いつもながらに、フジテレビのバレーの放送はひどいと思う。 ジャニーズの子供達が「ニッポン! ニッポン!」と騒ぐのは、我慢しよう。別にバレーボールに関係ないことだし、その間だけ、チャンネルを変えればいい。 しかし、あの編集はどうにかならないもの…

目にしたら困るシーン

世の中には、目にしたら困るシーンというのがいろいろあるんじゃないか、とふと思った。 例えば、こんなのだ。 商店街で割引券を使う村上 龍 なぜ困るのだ、と訊かれても、困る。そういうふうに感じるから、としか言いようがない。 いや、突き詰めれば理由を…

出張で名古屋に行き、地下鉄に乗った。 改札を出ると、駅の構内に「この周辺での托鉢禁止」という張り紙があった。 ▲一番上の日記へ

候補地

こういうふうになると、これからサミットの開催地として手を挙げる国がなくなるんじゃなかろうか。 北朝鮮でやるのが、安全な気がする。

華2

ここ2、3日、華ということについて、ぼんやりと考えている。 例えば、昨日触れたロッド・ステュワート、一昨日触れた長嶋茂雄には、ともに華がある。 華のある人、ない人の違いは何か、と考えていて、屈託のあるなしじゃないか、と思い至った。 華のある人は…