2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

体内時計

ここのところ、体内時計のリズムが変で、夜、床についてもずっと眠れなかったり、やけに早く目が覚めたりする。 早く目が覚めたときは、あまり眠くない。「もういいや」と起きて、そこらへんをごそごそ這いずり回っているうちに(まるでゴキブリだが)朝とな…

洋楽歌詞ヲ漢文訓読調ニテ翻訳ス事

昨日、英語の文章を強引に漢文調に読み下してみて改めて確認したのだが、漢文の読み下し文というのは、ただもうそれだけでエラソーである。 エラソーという言い方が悪ければ、高尚、典雅といってもよい。 必ずしも元となる漢文の内容が高尚、典雅というわけ…

英語の訓読

相変わらず漠然とした知識に基づいて書くのでご勘弁いただきたいのだが、日本語が漢字を取り入れるにあたっては、2つの契機があったらしい。 1つは万葉仮名で、日本語(漢字輸入以前に形成されたやまと言葉)の音に漢字を当てはめるというものだ。「いろは」…

そう来たか

わたしはあまり週刊誌を読まないが、電車の中吊り広告や新聞広告で見出しを見るのは好きで、楽しんでいる。見出しだけでほとんど用は済むんじゃないかとすら思う。 人々のさまざまな興味のありようというものをコンパクトに知ることができ、好都合だ。 今週…

野球やソフトボールがオリンピックに戻るには

野球やソフトボールがオリンピックの正式競技から外れるのは、ひとつには専用スタジアムを作り、維持する負担が問題なのだろうと思う。 野球が盛んではない国(例えば、ロンドン・オリンピックが開かれるイギリス)では、オリンピックのために専用スタジアム…

オリンピックらしいスポーツ

オリンピックの中継を見ると、オリンピックらしいスポーツとそうでないスポーツがあるように感じる。 例えば、陸上や水泳、体操はとてもオリンピックらしいスポーツだが、野球はそうではない。柔道はオリンピックという舞台によく合うように感じるが、サッカ…

明るい面だけ見てみよう

さる記事広告を読んだら、「縄文時代はLOHASだった!」というようなことが書いてあって、噴き出してしまった。 LOHASとは、説明するのが恥ずかしいが(今、顔を真っ赤にしてこれを書いております)、Lifestyles Of Health And Sustainability(健康と持続可…

ザ・バーズ

今日は、特に何を言いたいということもなく、好きなものを並べてみようと思う。 わたしはバーズ(The Byrds)が結構好きで、よく聞く。 といっても、白状するとベスト盤のCDを一枚持っているきりだから、ファンとは言えない。 携帯音楽プレーヤーに入れてあ…

細菌の世界

夏ということもあって、混んだ電車に乗ると、誰のものとも言えないにおいのすることがある。 肌のにおい、口臭、汗のにおい、わきが、尾籠になって恐縮だが、おならやうんこのにおい、あるいは、衣服、食器、住まいのにおいなんていう、人間に由来するにおい…

投擲競技のルール改正

当てずっぽうで書くのだが、やり投やハンマー投の起源は、古代の戦争じゃないかと思う。 ハンマー投は、石を縄で括って密集した敵軍に放り込む、ということだったんじゃないか。知らんけど。 であるならば、そういう“潰し”的要素を盛り込めば、いささか地味…

ハンマー投の叫び

おそらく、現代の日本において、二百七十三番目に興味を持たれていることであろうが、ハンマー投の選手が投擲した直後に叫ぶ。あれは何を言っているのであろうか。 室伏の投擲を見ると、咆哮した後、口を動かしている。どうやら、意味のない音を叫んでいるの…

絵と視線

ガキの時分から不思議に思っていて、いまだに説明のつかないことというのがあって、絵の中の人物の視線というのもそのひとつだ。 視線をこちらに向けている人物画は、どの角度から見ても、こちらを見ているように見える。あれが不思議でしょうがない。 しか…

おざなりとなおざり

日本語を学ぶ外国人が最初にぶつかる壁に、「おざなり」と「なおざり」の違いがある。ないか。 まあ、まぎらわしい。 わたしも、油断すると、どっちがどっちだかわからなくなる。 広辞苑で「おざなり」を引くと、こうあった。 おざ-なり【御座なり】当座をつ…

オリンピックと美談

オリンピックの中継を見ていると、やたらと選手の生まれ育ちや苦労話を語るアナウンサーがいる。 アナウンサーの裁量なのか、テレビ局の方針なのかはわからない。 別に選手の親がマタギだろうが、家庭の事情で妹が五百六十二人いようが関係ないではないか――…

なぜあなたはそうまでして忍び込みたいのか

例によって脈絡のない話題で、ご勘弁。別にこれを書かねば、という話もないのだ。 時代小説や時代劇に出てくる忍者というのは面妖な存在で、あれはどういうことなのだろう、などと考え出すと、結構な退屈しのぎになる。 あのトレードマークというべき黒装束…

身体能力と運動能力

身体能力という言葉がよく使われるようになったのはいつ頃だろうか。 何となくだが、2002年のサッカーの日韓ワールドカップの頃からのように思う。 以前はもっぱら運動能力という言葉が使われていた。身体能力の指す内容は、力、スピード、俊敏性、柔軟性と…

ボクシングの階級名

女子プロ・ボクシングの最軽量級をアトム級と呼ぶのだそうで、日本語にするなら「原子級」。随分とまた、小さく出たものである。 次にもっと小さい階級を作るときは、「ニュートリノ級」になるのだろうか。もはやスーパカミオカンデでも使わなければ観測でき…

可朝師匠……

月亭可朝師匠、ストーカー容疑で捕まる……。御年、70歳……。 ▲

変身

ふと阿呆なことが気になるもので、仮面ライダー(の元の人)は「変身、トウ!」とジャンプして変身する。 もっとも、今の仮面ライダーがどういうふうに変身しているのかは知らない。そもそも、仮面ライダー・シリーズが今も続いているのかどうかもわからない…

行動の自動化(続)

昨日の続き。行動の自動化について。 例によって、わたしのいっこうアテにならない霊感によるものだということをお断りしておく。お読みになっている方は、一言たりとも信用しないでいただきたい。 行動の自動化、つまり、頭の中の決まった回路に自動的に信…

行動の自動化

皿を洗おうとして流しの前に立ったら、スポンジに歯磨き粉をにゅるにゅるとかけてしまった。 ボケていたといえばボケていたのだが、これはひどい。 どうしてこういうことが起きるのかというと、行動の自動化が進むからじゃないかと思う。 どういうことかとい…

開会式

北京オリンピックの開会式で、紙、活版印刷、羅針盤、それから花火の火薬と、中国の四大発明を繰り出してきたのには驚いた。 もし日本でやるとしたら何だろう。武士道、アニメ、カラオケだろうか。とてもかなわない。 正確には、アニメは日本の発明ではない…

ジュータン的ギャグ

1970年に、よど号ハイジャック事件というのがあって、赤軍派の犯人グループが飛行機を乗っ取り、北朝鮮に亡命した。 いまだにこの事件は尾を引いていて、日本政府と北朝鮮政府の間で、犯人を帰せの帰さないの、帰るの帰ら(れ)ないの、という話になっている…

ジョージ・クリントン・ファッション・ショー(続)

昨日(id:yinamoto:20080806)の続き。 70年代後半に活躍したファンク集団パーラメントの総帥、ジョージ・クリントンのファッションについてである。 わたしがジョージ・クリントンのファッションで最もイカしていると思うのは、アルバム「モーター・ブーチ…

ジョージ・クリントン・ファッション・ショー

ズビーン。 総帥ジョージ・クリントン率いるファンク集団パーラメントのアルバム「マザーシップ・コネクション」(1976)のジャケットである。 パーラメントは70年代後半から80年代初頭にかけて活躍したファンク・バンド。その後のヒップホップのサウンドに…

数字を見る

昨年(2007年)の殺人事件(未遂を含む)の件数は戦後最低だったんだそうで、へええ、と意外に思った。 世の中、どんどん「コワい事件」が増えているようなことが言われるし、まあ、そんな印象もないではない。 もっとも、「この頃、コワい事件が多いねー」…