2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

蠟小平

エズラ・F・ヴォーゲルの「蠟小平」を読んだ。現代中国の父 トウ小平(上)作者: エズラ・F・ヴォーゲル,益尾知佐子,杉本孝出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2013/09/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る現代中国の父 トウ小平(下…

私と憲法

タイトルを書いたら、昔の社会党の作文みたいで笑ってしまった。 おれは1966年生まれだから、現行憲法の施行(1947年)から約20年後に生まれたことになる。 改憲論者のうち少なからぬ人が「現行憲法はアメリカから押し付けられたものだから、自主憲法を制定…

転がる人

毎年、日本ではノーベル文学賞を村上春樹が受賞するとかしないとか話題になる。 ノーベル文学賞がどういう質(量の話ではない)のもので、国際的に(つまり、スウェーデン人やアメリカ人やフランス人やイギリス人やイラン人やアルゼンチン人やインドネシア人…

意識高いけ?

「意識高い系」という言葉があって、幸か不幸かおれはそう呼ばれたことがないが、いやらしい語感である。 「いやー、あなたは意識が高い!」と言われれば、おそらくは褒め言葉だ。しかし、「いやー、あなたは意識が高い系!」と言われたら、不穏な空気が流れ…

祭り

相変わらず土日は雨が降らない限り自転車でそこらへんを走り回っている。 素朴な感想で恐縮だが(おれは素朴なのだ)、いつも感心するのは自動車の多さである。これだけ自動車が大量に走り回って、よく石油がなくならないものだ、と思う。 いや、自動車に限…