2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和歌謡曲を聴く〜圭子の夢は夜ひらく

「圭子の夢は夜ひらく」は1970年に当時18歳の藤圭子が歌って大ヒットした歌である。 おれは当時まだ3歳で、残念ながらテレビなどで見た(聴いた)覚えがない。まあ、その頃は「アイアイ」かなんかで狂喜乱舞していた人生のコストパフォーマンス最高の時期で…

昭和歌謡曲を聴く〜アンコ椿は恋の花

「昭和歌謡曲を聴く」第三弾は、都はるみの「アンコ椿は恋の花」を取り上げたい。 「アンコ椿は恋の花」は都はるみがデビューした1964年の歌で、おれはまだ生まれていなかった。しかし、都はるみの代表曲のひとつだから、折にふれて耳にすることはあった。昭…

昭和歌謡曲を聴く〜喝采

先週に引き続き、昭和の歌謡曲を聴いてみたいと思う。ちあきなおみの「喝采」である。 この曲が大ヒットした1972年、おれはまだ5歳で、「ウンコ、チッコ、バヒュ〜ン!」と喚きながらそこらへんを走り回り、電信柱によじ登ってはワーッと脳天から落っこちた…

昭和歌謡曲を聴く〜襟裳岬

輪島裕介の「創られた『日本の心』神話〜「『演歌』をめぐる戦後大衆音楽史」を読んだのをきっかけに、昭和の歌謡曲をぽちぽち聴き直している。創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書)作者: 輪島裕介出版社/メーカー: 光文社…

不作為の罪、作為の罪

統一地方選挙が終わって、ようやく静かになった。 何がうるさいって、選挙カーである。地方選挙の場合は国政選挙に比べて一選挙区あたりの候補者数がやたらめったら多いから、密度が濃くなる。そのうえ、選挙ボランティアの人々というのは投票が近づくにつれ…