2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

通ぶる

ここのところ、この日記で落語について書くことが多い。私の中で、春からずっと落語ブームが続いているからだ。 20代の後半頃にも、一度、落語ブームになったことがある。というより、当時は志ん生ブームであった。 もちろん、あくまで私の中で、である。世…

ワタクシばなし

最初に断ったように、今日もワタクシばなしであった。 ワタクシがワタクシをテーマに「ワタクシはこういう人間だ。どうだ!」と書くわけで、こういうものは、他人からすると「知ったことか!」となりやすい。 どうも、未だに20代の人のようなことをやってし…

悲観・楽観

どうも相変わらずのワタクシばなしになってしまうが、ワタクシは長期的には楽観的だけれども、短期的には悲観的である。 だいたい、長期的に楽観的でないと、個人で仕事などやっていられない。 悲観的だとどうなるか。 「来年から仕事がなくなったらどうしよ…

間に合った

また、落語の話で申し訳ない。 もう、明日から書き出しは、「エー、お運びいただきまして、御礼申し上げます」で行こうか。 落語ファンの文章を読んでいると、独特の言葉遣いがある。「間に合った」というのが、たとえばそうだ。 「私は文楽に間に合った」と…

芸風

ネタとネタの間に、権太楼自身が解説のようなことをやる。これが、実際に落語と格闘している人ならではの話で、面白かった。 落語家の系統別の傾向を教えてくれた。 古今亭系統の落語というのは、リズムで乗せていくのだそうだ。 権太楼は志ん朝のやり方を例…

権太楼

昨日、友達と、柳家権太楼の「日曜おさらい会」というのを見に、池袋演芸場へ行ってきた。 権太楼は50歳くらいだろうか、実力者だそうだ。「だそうだ」と無責任に書くのは、私は初めて聞いたからである。 「日曜おさらい会」は月に一度やっているのだそうだ…

強烈な印象を残す人物

今日、どこかのテレビ局がまた美空ひばりの番組をやるらしく、新聞のテレビ欄に広告が載っていた。 特に興味はないので、どこの局で何時からかは見ていない。 ある世代の人々に強烈な印象を残している人物というのがいて、たとえば、美空ひばり、石原裕次郎…

常任理事国入り

日本政府が国連の常任理事国入りをしようとしている。 まあ、外交のカードが増えるのは結構なことだが、世界的視野で見ると、どうなんだろう。 アメリカ政府が二票持つのと、同じことになるんじゃないか。 かと言って、アメリカ軍の核の傘から離れて、自国で…

自己愛

私は、かなり自己愛が強い方だと思う。 そんなことを書くと、ナルシストか、と思われるかもしれないが、そうでもない。 ナルシストというのは、自分を優れていると思い、うっとりとする人のことだ。 こちらは、何しろ、ロクなところがない。顔なんざ、鏡で見…

病名

アルツハイマー病は20世紀初頭に、ドイツのアルツハイマー博士が発見したのだそうだ。 病気には、しばしば発見者や研究で多大な成果を挙げた人の名前が冠される。ぱっと思いつくところで、パーキンソン病、ハンセン病、ダウン症、バセドー病、クロイツフェル…

アルツハイマー

数日前、新聞にアルツハイマー病についての広告が載っていた。 その中に、「痴ほう症を疑う日常生活の変化」として、いくつかのケースが載っていた。これに当てはまれば痴ほう症(その中にアルツハイマー病も含まれる)の可能性がある、ということらしい。 1…

ぶっちゃけ

「ぶっちゃけた話」という言い方がよく使われるようになったのはいつからだろうか。ここ5年くらいの気がするが、ぶっちゃけた話、よくわからない。 最近は言い回しの短い、「ぶっちゃけ」の方がのしているようである。こっちの方が勢いがいいからだろう。 も…

あざとさ

この日記を自分で読み直すと、「あざといなあ」と思う部分が多々ある。臭気ふんぷん、と言ってもよい。 どういうところがあざといかというと、ウケを狙っているのが見え見えの部分だ。 面白いかどうかはまた別問題で、面白くてもあざとい、あざといけど面白…

品のあるなし

昨日、友達と3人で飲みに行った。名乗るほどのやつらではないので、仮にパーとプーとしておこう。 どういう経緯だったかは忘れたが、「品(ひん)」とは何かという話になった。 なぜだか、私は「取材」的態度になっており、「品のあるなしってどういうことで…

人体

人の体というのはよくできているなあ、と、しばしば感心する。 私は蒲柳のたちで、体に不具合がよく起きる。隅の方でどうにかそーっと息をしている程度の生き物だ。 それでも、不具合が起きるということは、逆に具合のいい人体も世の中にはあるということで…

自分の話

自分の話ばかりする人というのがいて、会話すると、退屈になることがある。 自分の話以外をしているように見えて、実は自分の考えを一方的に押しつけているだけだったり、知識のひけらかしだったり、という人もいる。これもまた、退屈だ。 一方で、自分の話…

不気味な話

私が住んでいるのは横浜市の北の外れで、もう200mほど行くと、川崎市になる。 丘の多い土地なので、木の緑も多い。風景に起伏があるのはいいことだ。ところどころには畑もあり、のんびりしていて気に入っている。 最近、ふと気づいたのだが、カラスの声をほ…

着服

今、着服がブーム、なのかどうか知らないが、たぶん、そうではないだろう。 世間一般で均すと、いつもある程度のお金は着服されており、ただ、時々、ニュースバリューのある着服が飛び出すのだと思う。着服にも、スター性のあるものとないものがあるのだ。 …

スタイルシート

この、はてなダイアリーの文字組みが気に入らなくて、昨日、スタイルシートをいろいろいじってみた。 スタイルシートというのはややこしそうで、今まで近づいたことはなかった。 なので、考え方や記述の方法から理解しなければならなかった。結構、時間がか…

東京ドーム○個分

よく広さを表現するのに、「東京ドーム○個分」なんていう書き方がされる。 「汐留再開発地区は東京ドーム7個分にあたる」というふうにだ。 昔、まだ後楽園球場だった頃には、「後楽園球場○個分」という書き方をよく見た。 どうも、この「後楽園球場〜東京ド…

銭形平次

外をぶらぶら歩いていて、銭形平次のことが気になった。 相変わらず、面妖な働きをする愚脳だが、一昨日の日記id:yinamoto:20040912 にちらりと「銭形平次」と書いたのが頭の中に残っていたのかもしれない。 銭形平次は下手人を追いかけるときに銭を投げる。…

物忘れ

どうも、最近、物忘れが多い。 たとえば、食器洗いの洗剤と歯磨き粉、ゴミ袋が切れていて、コンビニに買いにいったとする。 コンビニについたら、「腹が減ったな」と感じて、弁当とお茶かなんぞを買ってくる。 一応の達成感を持って家に帰り、食器を洗おうと…

攘夷

映画の「幕末太陽傳」を見た。川島雄三監督、フランキー堺主演の1957年の喜劇である。幕末の品川遊郭が舞台だ。 DVDを持っていて、時々、見る。酒を飲みながら見ていると、いい心持ちになってくる。 で、昨日もいい気分で見たわけだが、ふと考えたことがあっ…

引っ越し

新しくブログを始めることにした。 文章にコメントを直接書いてもらえて、便利かと思ったからだ。 きっかけは、大学時代からの友人の山羊id:yagian が少し前からブログに切り替えたことだ。 ウェブで日記を書く(これまでの日記はこちら→「‚Ђ®‚炵“ú‹L」)…