ディズニーが作ったと思うと・・・

 おれはディズニーが苦手で、出くわすと、うえっと思ってしまう。お伽話のご都合主義的なところが嫌なのと、あのあからさまに人に取り入るような絵の感覚が嫌なのと両方ある。ディズニーランドは「嘘とまやかしの国」だと思っている。

 映画を見ていて、冒頭にあのディズニーのロゴが出てくると「ああ。この映画は嘘とまやかしなんだなー」などと思ってしまう。

 昨日、映画「タイタンズを忘れない」を見た。

 

 

 1970年代初頭のヴァージニアで白人と黒人の高校が統合される。高校のアメフトのチームも白人・黒人混成チームとなる。両者は対立しながらも、だんだんと融和していき、勝ち進んでいく・・・というストーリーで泣かせるところもあってなかなかいい映画である。おれは何度か見ている。

 しかし、冒頭にディズニーのロゴが出るのだ。見るたびに「ああ。この映画は嘘とまやかしなんだなー」と思う。

 昨日、見直してみたら、ご都合主義的な展開や、わかりやすくなるように誇張した演出が鼻についてしまった。やっぱり、ディズニーの映画なんだな、嘘とまやかしなんだな、(実話に基づくと書いてあるけど)お伽話なんだな、と思った。

 お伽話をわかりやすく、面白げに見せて売る、という点ではディズニーは徹底していると思う。ブランディングが徹底されていて、そういう意味では大したものだと思う。

 苦手だけど。