2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ゴールデンウィークに入って、観光地へと出かけ、“思い出の写真”を撮る人も多いことであろう。 私は、ここで、ひとつ、問題提起をしたい。 人は写真に撮られるとき、なぜピースをするのだろうか。 必ずしも、平和を訴えたいからではないだろう。 いや、世の…
鳩は平和の象徴とされるが、なぜ平和の象徴なのか、とあらためて問われると、わからない人が多いんじゃないか。 私もわからない。もしかしたら、馬鹿だからかもしれない。 よく軍事増強派、あるいは軍事強行派をタカ派、逆をハト派と呼ぶ。タカは肉食で、ハ…
性善説、性悪説(しょうわるせつ、と私は読む)というのがある。 人間の本性は善である、悪である、とするものだ。古来、両論を唱える者同士は犬猿の仲で、相手方を醜く罵り、会えば蹴飛ばし合い、パンツを引きずり下ろし合ってきたので、結局は性悪説が証明…
多くの人が、脱線トリオとてんぷくトリオを思い出し、そして、何となく口に出せぬ日。 ▲一番上の日記へ
朝日新聞の記事や論説を叩く人は多い。 私も朝日を読んでいて、時々、「それは違うだろ」と思うことがある。 しかし、もし朝日新聞がなくなったら、叩く相手がいなくなって、淋しい思いをする人が、結構、多いんじゃないかな。 「んじゃ、ま、明日から読売で…
私の好きな言葉に、「天に唾する行為」というのがある。 実は、長い間、正しい意味を知らなくて、何となく、崇高なものに無礼を働くこと、と思っていた。 パンクの人々が「Fuck you!」と中指を立てるようなものかと思っていたのだ。 本当の意味は、人に害を…
「ビミョ〜」の凄いところは、「ビミョ〜」と聞いたほうも、ビミョ〜な気分にしてしまうところだ。 たとえば、今朝の朝日新聞の一面トップ、「衆院2補選 自民・山崎拓氏が復活」という記事に「ビミョ〜」と入れてみよう。 福岡2区補選では、再起をかけた自民…
「ビミョ〜」という言い回しがある。 「それ、何? どぶろく入りのケーキ? どう?」 「んー、ビミョ〜」 などというふうに使う。 私は、道行く人々からすれ違いざまに、しばしば「キミョ〜」と言われるのだが、それはここでは関係ない。 お寺では、「ドキョ…
昨晩、「スター・ウォーズII クローンの攻撃」(2002年)と「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」(1980年)を2本続けて見た(暇だね)。 時代の流れ、というものを感じた。 スター・ウォーズ・シリーズは、冒頭、「遠い昔、はるかかなたの銀河系で…」という決ま…
一昨日の日記に引用した、中島らもといしいしんじの対談「その辺の問題」(角川文庫、ISBN:4041863066)の解説。小堀純という人が書いた文章。 「実在性を消してまわって物事を何の意味もない純粋な冗談にすりかえていく」と中島らもの本質を評したのは村上…
熱狂的なファンの人々がいるから、こういうことを書くと、地雷を踏むことになるのかもしれない。 でも、書かずにいられない。それが、私の――運命さだめ。 ・マラケシュ・紅の墓標 怖い。この怖さは、どこから来るのだろう? わからない。 もし、数日内に私が…
嘘つき。 いい言葉である。 ただし、状況による。 女の子に背中を軽くぶたれながら、「うん、もう、嘘つき!」なんて言われるのは、デヘヘヘ的にいいものだが、私は残念ながら、めったにそういう場面に出会えない。 いや、めったにどころか、過去をほじくっ…
今、双葉文庫が「ひさいち文庫」というシリーズを順次、刊行している。 いしいひさいちは天才であるうえに、大量に描いているから、出来不出来の差が激しい。 だから、傑作だけを集めたシリーズはありがたい。 えーと、まるで双葉文庫からお金をもらっている…
カトリック信者でなくとも、ローマ法王が決まって、ホッとしている人は多いんじゃないか。コンクラーベが終わって。 コンクラーベというのは、80歳未満の枢機卿による、新しいローマ法王を決めるための会議。候補者の誰かが3分の2の票を得るまで、投票を続け…
天国とか、極楽と呼ばれる世界が本当に存在するのかどうかは知らない。 しかし、少なくともそれらは、長い歴史の中で、人々がある種の理想と感じてきた世界ではあったろう。 ところが、どうも、私は天国や極楽(面倒だから、以後、天国にまとめる)を、あま…
平成も17年まで来た。 ということは、今の高校生は、昭和から平成へと移り変わったあの時期、まだ生まれていないか、少なくとも実体験としてはほとんど覚えていないわけだ。 しばらく視線が遠くのほうをさまよった。 冒頭に掲げたのは、昭和天皇が亡くなり、…
少なくとも、近所の中華料理屋で働く中国人のオバハンは好きだぞ。 ▲一番上の日記へ
時々、ふと思いついたことがあると、ノートにメモしておく。そうして、後日、この日記に書く。 そういう意味では、この日記は全然「日」の「記録」ではない。 が、私の「日」の「記録」を書いたところで、起きて、飯食って、ウンコして、日記書いて、仕事し…
私には中途半端な芸人魂がある。 できれば、この日記を読んだ方には楽しんでいただきたい。読んだ方が「ちっ」と感じたとしたら、残念に思う。 だから、むやみやたらとアクセス数を稼ぎたいとは思わない。 この日記にあるようなものとは別のものを期待してお…
韓国や中国で日本に怒っている人々は、「過去の歴史について、謝罪がない(足りない)」と言う。 国家の話となると、謝るの謝らないのというのは、謝るだけでは済まない話になるので、謝ったり謝らなかったりするらしい。 煙に巻いたが、これは、最近の反日…
世間様の片隅でのたくっている私が「仕事の誇り」について語るのもチャンチャラおかしいのだが、まあ、今まで見聞きしてきたものの中から、思いつくことをタラタラ書いてみたい。 まず、免罪符として私自身について書いておくと、誇りというものをあまり感じ…
ひつっこく、ビニール製のグリーンのビラビラ問題について、続けるのである。 アタシもかつてはスッポンのヨシノリと呼ばれた男だ。簡単には引き下がらないよ。すぐに引き揚げるけど。 なお、昨日のコメント欄にも書いたが、この日記では「バラン」という呼…
「自分の仕事に誇りを持て!」、なんてことを居酒屋で説教する上司というのは、いかにもいそうだ。 まあ、誇りを持ったほうが、ガンバッチャウモンネー的態度にはなりやすい。 「おれはこんな凄い仕事をやってんだぜ。ヘヘヘーン」というイヤラしい自慢話に…
世の中にはいろんな検索をする方がいるもので、どなたかはわからないが、昨日、「臭い足の裏」という検索でこの日記にいらした方と、「鼻くそのにおい」という検索でいらした方がいらっしゃった。 ▲一番上の日記へ
昨日、写真部春の撮影会で、井の頭公園に行ってきた。 写真部というのは、腐れ縁の、というか、まんま腐ってしまった男女何人かでやっている部だ。 たまに集まって、撮影会をやる。そうして、お互いが撮った写真を見せてはボロカスにけなし合うという、実に…
映画の「パッション」をDVDで見る。 メル・ギブソン監督による、イエスの処刑までの12時間を描いた作品だ。 この映画について語る際には、語る人の宗教と、イエスに対する態度、あるいは知識を明らかにしておく必要があると思う。 私はキリスト教徒ではない…
私がガキの頃は、物質的に光り輝く未来像、というものがまだあった。 エアカー、ベルトウェイ、リニアモーターカー、ロボット、宇宙船、と、いろんな道具があって、素晴らしきものとして描かれていた。 私には子どもがいないのでわからないのだが、今のガキ…
しばらく前に化粧について書いたが、そのとき、書き漏らした問題があった。 女性に対して、化粧した顔を褒めるべきか、化粧を落とした顔を褒めるべきか、という問題である。 普段、化粧をしない人や、化粧した顔しか見せない人に対してなら問題ない。「ビュ…
重機器メーカーのコマツがヤンキースの松井秀喜を使った企業広告を出している。 メインコピーは「松井が打つと、日本が笑う。」。 ボディコピーでは、メジャーリーグに挑戦してからの松井の歩みを振り返っている。 そして、こんな文を差し挟む。 その一歩一…