2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

学生を敵と見ること

京都の町はおおよそ平坦だから、自転車で走るのに向いている。今の季節、空気は冷たいけれども、自転車をこいでいるとだんだんと体の奥から熱を発してきて、風も心地よく感じられる。それに、自転車をこぐとランナーズハイのような一種のトリップ感を覚える…

メッセージ性と音楽

この間の日記では、ジョン・レノンとロジャー・ウォーターズをメッセージ主義的、ポール・マッカートニーとデイブ・ギルモアを音楽主義的といささか乱暴に書いたけれども、メッセージ主義、音楽主義というのは自分でもあまりよいくくり方とは思わない。ジョ…

メッセージ主義と音楽主義

yagianがブログにジョン・レノンについて書いていた。→ 山の手の日常 - 前衛芸術家、革命家としてのジョン・レノン 彼の言う通りで、ジョン・レノンは、歌を使ってと言うと語弊があるが、少なくとも歌と一体化させる形でラディカルな主張を行った。歌詞の英…

理解、納得、知識獲得、共感

毎度ながらいきなりの話題で恐縮だが、今朝、突然の腹痛に見舞われながら、理解、納得、知識獲得、共感の違いについて考えた。 痛みというのは人体の信号であって、基本的には「何かまずいことが体に起きているから何とかしなされ」ということを神経系統を使…

ダメダメPowerPoint

企画系の仕事をしている人には、PowerPointを使う人も結構多いんじゃないかと思う。 PowerPointにはクリップアートなるものがあって、スライドに簡単に絵を入れられるようになっている。こんなようなものだ。 使っている企画書をたまに見ることがあるのだが…

ジャンルと癖

つらつらといろんな文章を読んでいると、ジャンルによって傾向というか、癖のようなものがあるように感じる。 わかりやすい例は思想好きの人々の文章で、「〜性が」とか「逃走」とか「言説」とか「胚胎」とか「非〜的」とかそういう言葉が並びがちである。お…

土地への愛

京都で暮らしてみて感じることのひとつに、京都の人の京都への愛情がある。京都には京都のことが好きな人が多い。他の土地への憧れや、部分的に京都のこういうところが嫌いということがあったとしても、全般的には多くの人が京都を愛している。 実際、京都に…