フリーライティング10


よるはしるおとこ
あんきょ
げすいどう
こうつうひょうしき
じゅうじろでひだりにまがり
さんさろをみぎにいき
よるはしるおんなとすれちがい
いつのまにか、もりのなか
おまえはよるはしるおことになるのだ
ちょうろうがつげた
けにあのよるのとばりのなか
きょうふにふるえて
あしがはしりだした
よるはしるおとお
おらら、らら、おらあああら
あんきょ
ぐすた、ぐすた
ぶくぶくぶ
こうつうひょうしき
よるはしるおばはん
おれはあんなのとはちがう
ならせばならせ、どりんざる
もりをぬけて
よるはしるがきんちょ
ああ、これはべつのどこかか
蛾が、すいぎんとうにあつまって、
よるはしるおとこをむししていた


 インチキくさい詩みたいになってしまった(なぜか、わたしは「詩を書く」ということが異常に恥ずかしい。ガッコーキョーイクのせいだろうか。ファンシー的“ポエム”のせいだろうか)。


 とりあえず、よくわからんが、中田ダイマル・ラケットにでも捧げとく。