2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

外の論理と内輪の感覚

教師は、少なくともわたしの中学時代は、いじめについて、大した役割を果たさなかったと思う。 別に先生達が怠慢だったわけではなくて、Aさんの自殺未遂の話のように、何とかしようとは思っていたのだろう。 しかし、先生の言うことに、わたしは建前を感じた…

今、思えば

今、思えば、わたしはあまり大したいじめを受けたわけでもないのだが、当時はひどく悩んだ記憶がある。 少し前の文科省への自殺予告文に、いじめたやつらや、父兄に、自分は自殺するから、お前達も自殺しろ、というような文章があった。 ああいう心理はわか…

いじめた体験

いじめた体験もある。 小学校、中学校と一緒だった女の子で、仮にAさんとしておこうか。 Aさんは体が小さく、骨に皮がついているような風貌で、しゃべり声は聞き取れないくらいに小さく、いつもおどおどしていた。おどおどしていたのは、あるいは、ずっとい…

いじめられた体験

新聞・テレビなどでは、一時ほどいじめの問題を扱わなくなったようだが、たぶん、いじめ自体が減ったというわけではないだろう。 政治資金処理の問題とか、企業の不祥事とか、役所の不正行為のように、その折々でマスコミが集中して追求する問題があるのだと…

詩の朗読

ふと、今までやったことのないことに挑戦してみようと思い立った。 詩の朗読である。 もしかしたら、学校の国語の授業以来かもしれない。 さて、どの詩を読むか、だが、あいにく詩集なんぞ持っていない。なるべく有名で、自分の好みに合うものをインターネッ…

細木数子

細木数子の「ズバリ言うわよ!」という番組を何度か見たことがある。 ゲストの過去を振り返りながらトークを展開し、最後に細木数子がゲストに判定(とは言わないか……)を下す、と、そういう内容の番組だったと思う。 不思議と占いをしているシーンをあまり…

泣き男

昨年、四十になった。 「椿三十郎。もっとも、もうすぐ四十郎ですが」と頭を掻きながら言えなくなったのが残念である。「椿四十郎。どうせそのうち五十郎ですが」では、何だか投げ遣りだ。 若い頃は、四十の人というと、こう、がしっと構えて、常識も責任感…

いじめ対策

yagianがいじめ対策について書いている。 ほぼ全くその通りだと思うので、今日はあれこれ書かずにリンクだけ張っておく。 ・山の手の日常 - いじめをなくす方法 “ほぼ”と書いたのは、引用文中の「クラス制度と学年制度をなくして、好きな仲間と、好きな時間…

エンジン

サラリーマンの方の中には、1月4日、5日と休んで、今日が仕事始めという人も多いのではないか。 わたしも以前はサラリーマン(しかし、定着しているとはいえ、この言葉、凄いね。「給料男」、「俸給人間」だ)で、その頃の記憶では、仕事始めの日というのは…

なぜそうなるのか

しかし、天の邪鬼は、なぜ天の邪鬼になるのかね。 生まれついての性分なのだろうか。 わたしも小さい頃から天の邪鬼だったらしく、幼稚園に行くか行かないかの時分に、よく「へそ曲がり」と言われた記憶がある。 自分の井戸を覗くと、人と違った方向から物を…

天の邪鬼

時折、「立川談志 STREAM CONTENTS」を見て、楽しんでいる。 ・立川談志 STREAM CONTENTS 談志が短いムービーで事件や流行、世相について語る、というもの。 日本で唯一言論の自由を手にしている人だ。誰に遠慮があるじゃなし、言いたい放題である。話芸と頭…

乾燥ワカメの利用法・続

あと、爆弾への利用というのもある。 これまた物騒な話だが、わたしはヒューマニズムの立場からこれを書いている。 よく知らないが、爆弾というのは、爆発的に反応を起こすから、爆弾なのだろう。それから、人を殺傷するので、嫌われるのだろう。 ワカメ爆弾…

乾燥ワカメの利用法

一人暮らしを始めた男がやりがちな失敗に、乾燥ワカメをもどす、というのがある。 もどすったって、口からワカメを吐きまくるわけではない。誰もそんなこと考えもしなかったろうが、一応、注意しておく。 乾燥ワカメは、水を吸うと異常なほどに体積を増やす…

犬とスケート

フィギュアスケートの浅田真央が愛犬を抱いて演技したそうで、犬としては随分迷惑な話だったろう。 わたしは演技を見ていない。新聞で読んだだけなので、どんなものだったのかはわからないが、犬が粗相をしなくて何よりだった。 リンクの上を大回りしながら…

年頭の辞

「年頭の辞」と言ったって、新年早々、人間を辞めるわけではない。 え、そんなことは誰も思わない? ア、ソウ。 年の初めのためしであるからして、今年の目標というか、志を決めることにした。 三秒ばかり中空を睨むと、簡単に出てきた。 ちゃんとする。 書…