わたしの姓名は「稲本喜則」だが、よく名前を間違われる。
特に「喜則」のほうを間違って書かれる。
「喜則」というのは割と珍しい表記の仕方で、Googleで検索してみると、わたしのホームページがトップに、このブログが二番目に来る。
そんなことでいいのだろうか、Google。
「喜則」は、父親が「喜んで規則を守るように」という変態的願いを込めてつけたんだそうだ。どうせヨッパラっていたに違いない。
もっとも、子供が親の望むようになかなか育たないのは、わたしが身をもって証明してやった。
よく間違われるのは、「善則」、「芳則」で、郵便物の三分の一くらいはこう書かれる。
「稲本」もさほどメジャーな姓ではないせいか、受付やなんかで呼び出されるとき、間違われることがある。
「稲垣さーん」が多くて、アナタねえ、「稲」見ただけで条件反射起こしてどうすんのよ、と思う。
「橋本さーん」も多い。「稲」と「橋」には「字がこみいっている」、「ヘンとツクリで成り立っている」以外に共通点を見いだせない。
何でだったか忘れたが、「橋本善則」と書かれたこともあって、そりゃもう、別人だろう。ここまでテキトーだと、むしろ見事だ。
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嘘四百二十四 氷河期が迫ってきたので、今度は温室効果ガスの排出が奨励されるらしい。