2006-11-18から1日間の記事一覧

絵の計算

などと書きながら、頭の遊びを続けるのだが、北斎という人は、こういう線の仕掛けを多用したらしい。 次の絵は渦ではなく、円がテーマ。富士山があるから、絵が決まる。 ・「富嶽三十六景 尾州不二見原」(江戸東京博物館) 次の絵は直角三角形。 ・「富嶽三…

波のカーブを見る

なるほど、あらためて見直すと、この絵の波にはたくさんの渦巻くカーブがある。 目立つカーブをなぞってみよう。 模写したものを使って申し訳ないが、構図自体はそう違っていないはずだ。ディテールはヘタクソだけれども。 元の絵はこれ。 まず、こういうカ…

渦の絵

先週、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の模写をあげた。 ・稲本喜則名画の部屋 - 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 新潮日本美術文庫の「葛飾北斎」(ISBN:4106015374)を見ていたら、「神奈川沖浪裏」について、こんなことが書いてあった。 自然と人間の…