ハピネス・ルール

 日記へのリンクページを見ていたら、こんなのがあった。


Google - translate - 2006-05-13 spring the picture


 知らなかったのだが、Googleに翻訳の機能が付いた。それを使って、誰かがこの日記の5月13日の文章を英語にした、ということらしい。


 記事の英訳タイトルは「Spring the picture」。そりゃ何だ? と、5月13日の日記を見ると「春画」であった。


5月13日の日記


 外国人が春画について知りたくて検索し、日本語のこの日記に行き当たって英語に翻訳した、ということなのだろう。
 以前、よく「panchira」と検索してこの日記に来る人がいた。スペイン語圏からの検索もあった。男のいじましさ、ナサケナサは国境を越える。


 こうやって英訳された自分の日記を見ると、「おお。アメリカのブログみたいじゃん。カッチョいいじゃん」と思う。
 何だか、リッパな意見が書いてありそうに見える。「ターヘルアナトミア」以来の、欧米コンプレックスの故だろう。


 実際に書いた内容は、ビニ本の思い出、中学生のミナサンは萌えよドラゴン、などという、しょうもない話なのだが。


 それはともかく、英訳文で、タイトルまわりにやたらと「happiness rule」とあるのが気になった。


・Diary of Inamoto happiness rule
・Inamoto from seat table of happiness rule
・Inamoto happy rule room of masterpiece


 何だろうなあ、としばらく考えてわかった。わたしの名前、「稲本喜則」を英訳してしまったらしい。


 上のタイトル、原題はそれぞれ次の通りである。


・稲本喜則の日記
・稲本喜則の座卓から(別に持っているウェブサイトのタイトル)
・稲本喜則名画の部屋


 ヨシノリというのはありふれた名前だが、「喜則」という表記は割と珍しい。
 父が、「喜んで規則を守るように」という変態的な理由でつけたのだそうだ。


 でもって、「喜則」が「happiness (happy) rule」に。Googleの翻訳機能にはまだまだ改良の余地がありそうだ。


 しかし、「ハピネス・ルール」という言い回しはなかなか気に入った。
「イナモト・ハピネス・ルール」。バカっぽくていい。いっそ、改題しようかしらん。


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「今日の嘘八百」


嘘二百二十一 堀江社長が青少年に本当に与えたのは、拝金主義などではなく、「容姿がラードでも成功できる」という単純なメッセージであった。