昨日、ギャップのあるところ(あるいは、ギャップを作り出したところ)にビジネスチャンスは生まれる、というようなことを書いた。
今日はわたしがよく感じるギャップについて書いてみたいと思う。読者諸兄は、ぜひビジネスチャンスに結びつけていただきたい。
・寝ぐせ
これは本当にどうにかならんもんかと思う。
髪の質によるものか、水をつけたぐらいではどうにもならない。濡らした髪を撫でつけて、またピョコン、と立つのを見ると、いかんともしがたい無力感を覚える。
寝ぐせを直すためのスプレーを使ってみたこともあるが、ダメであった。
仕方がないので、朝、シャワーをざっとかぶるのだが、面倒くさいったらありゃしない。
夜、風呂から上がった後にドライヤーを当てればいいのだろうが、それも面倒くさい(ドライヤーがなかった時代の人はどうしていたのであろうか?)。
あるいは、何と呼ぶのかわからないが、寝るときに頭にかぶるネットみたいなやつがある。
あれをすれば寝ぐせにはならないのだろうが、負けてたまるかニッポン男児。あんなトンマな格好できるか、と思う。
よくわかんない人は、ネットをかぶって、鏡の前に直立してご覧。「間抜け」という言葉の意味がよーくわかるから。
・新聞のチラシ
これも邪魔くさい。
まずチラシを見ることはないのだが(いかにもインチキくさいクロレラ屋の社長のチラシだけは好きだが)、片づけるのが面倒くさい。
折りたたもうとすると、どういうわけだが、あのチラシというのは抵抗する。
折れた、と油断していると、バサッと開く。
うっかり持つと、バサバサッと手から落ちる。
コーティングしてわざと落ちやすくしてるんじゃないか、と勘ぐりたくなる。落ちた拍子に少しでも目にとまろうという、セコい作戦なんではないか。
あーもう邪魔くさい。新聞のチラシについて考えただけで、イライラしてくる。
・洗濯したら、裏側にひっくり返って出てくるシャツの袖
これねえ、ヤなんだよなあ。
別にひっくり返して洗濯機に入れているわけではないのに、なぜか洗濯が終わるとひっくり返っている。
どういう物理現象が洗濯機の中で起きているのか。アルキメデス先生、教えてください。
あの、濡れた袖に腕を通して戻すときの感覚は、ぬちょっ、として、気色悪い。
かといって、たぐるように戻していくと、濡れているもんだからへちゃついて、どこかで引っかかる。
あああああ、もう! とイラつくこと、イラつくこと。
子どもが、ちょっとうまくいかないと、すぐに投げ出してしまう心理、よくわかる。
安い洗濯機を使っているのが、いかんのだろうか。
……などと書いているうちに、あらまほしき姿と一番ギャップがあるのは、わたしの区々たる人間性のような気がしてきた。
心が小市民。マイッタネ。
まあ、いい。これらのギャップ、うまく解決してくれた人には300円あげるヨ。
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「今日の嘘八百」
嘘六百九十七 史上初の女性大統領誕生より、史上初のオカマの大統領誕生のほうが偉大だと思う。