先払い方式の喫茶店や、デパートの地下食料品売り場なんかでもそうだが、後ろに並んでいるやつがいるのに(わたしだ)、メニューを見ながらどれにしようか平気で迷っている人間にもイラつく。
特に、カップルで、女が「えー?! どうしよう……。あたし、○○も好きだけど、××も好きだしぃ」なぞと男にしなだれかかろうものなら、殺意すら覚える。男のほうに。いや、そんなことはない。
食いもんなんざ、何でもいいじゃないか、さっさと決めろ、と思う。
ま、これは、わたしが食べ物・飲み物に限らず、ショッピング全般が苦手のせいもあるかもしれない。
物を前にしてどれにしようか迷う、ということがなぜか嫌いで、目にとまった物をぱっと買ってしまう。
どうしてかは自分でもよくわからない。
ま、自分で言うのもなんだが、かなり決断力はあるほうだと思う。ただ、その決断がしばしば間違っているわけでして……。
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「今日の嘘八百」
嘘三百七十七 小島功氏描くところの色っぽいカッパのお姐さんも、油断すると尻子玉を抜きにかかるという。