6. 食べ物へのこだわり
これはない。「×」。
7. 言葉の繰り返し
たぶんたぶんたぶん、ないないないないないとととととと思う思う思う。思う。思う。
「「××××」」」」」」。。。。。。。。 。。 。
8. 好みの変化
「突然甘い物が好きになるなど好みが大きく変わる」。甘い物は昔からどっちかというと苦手だ。
「酒やたばこなどは以前と違い毎日大量にとる」。煙草はともかく、酒は昔から毎日大量にとってきたから、当てはまらない。
「×」。
9. 発語、意味の障害
「無口になったり語彙(ごい)が少なくなったり、品物の名前や使い方が分からなくなる」。
これは微妙だ。昔に比べて、「何だっけ?」となることは増えた。友達と話していても、役者の名前やなんかが出てこない。
「アイツ。ほら、こないだ話した、あれに出てた」
「ああ。ハイハイ。ええと、誰だっけ。あの、あれでしょ。あの、煙突でさ」
「そうそう。煙突」
「いいよなあ、あれ。んーと、誰だっけ」
「ここまで出かかってるのに。あのほら、煙突登ってった」
「うん、顔は頭に浮かんでんだけどなあ。でも、凄かったよなあ、煙突」
「ああ、凄い。これからは煙突だね」
「煙突だ」
と、なぜだか煙突で盛り上がってしまう。無口どころではない。しかし、役者の名前は、結局、出てこないのである。
煙突だけに、煙と消えました。ウマい。などと言っている場合じゃないか。
ま、いろいろ出てこないが、饒舌なので、一応、「△」。
10. 短期記憶の維持
「最近の出来事などの短期記憶は保たれる。日時も間違えず、外出しても道に迷わない」だそうで、うらやましいなあ。こちとら、昨日食った物すら、忘れる。
えーと、何の話だっけ?
……あ、ピック病か。
と、わざとらしく短期記憶をなくしたフリをしつつ、「×」。
集計すると、あれ? 「○」が1つに、「△」が2つ。あとは、全部、「×」か。
チェックリストを見ると、「40歳以降に、当てはまる症状が3項目以上出ると、疑いがある」だそうで、どうやら、今のところ、大丈夫みたいだ。
何か、自己診断しているうちに、いろいろ別の問題が発覚した気もしますが……。
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「今日の嘘八百」
嘘三百六十六 全員がピック病になると、原始共産制の社会が実現するという。