自己診断

 昨日の朝日新聞に「ピック病のチェックリスト(初期〜中期)」というのが載っていた。


 ピック病というのは認知症の一種で、万引きなんかをしてしまうらしい。本人には善悪の判断がつかない。


 原因は脳の前頭葉、側頭葉の血流低下と萎縮だそうだ。


 昔から、血のめぐりが悪い、という言い方があるが、「血流低下」といってもちょっと事情は違うらしい。


 チェックリストに従い、自己診断してみた。


1. 状況に合わない行動


「場所や状況に不適切と思われる悪ふざけや、周囲の人に無遠慮で、身勝手な行為をする」だそうで、アイタタタ。


 ま、しかし、これは主にヨッパラったときそうなるのであって、飲んだ翌日は、一日、悔恨の涙にかき暮れるときがある。普段はそうでもない(と思いたい)。


 自己診断は、「×」。ヨッパラっているとき、というのは、あくまで人間性の話ですよね? そっちのほうが問題か。


2. 意欲減退


 アハハ。力いっぱい、「○」だ。


 あ、でも、生まれたときから意欲がないから「減退」とは違うか。「△」。


3. 無関心


「○」。


4. 逸脱行為


「万引きなどの軽犯罪を犯すが反省や説明はできず、繰り返すことが多い」だそうで、これはないな。「×」。


5. 時刻表的行動・繰り返し行動


「散歩や食事、入浴などを時刻表のように毎日決まった時間に行う」だそうで、ハイ、「×」。


 ここらで、ちょっと一休み。