昨日の「かつらをとったバッハ(想像)」を見ているうちに、ムラムラといたずら書きしたくなってきて、描いた。
立派な人を引きずり下ろしてヨロコぶ、という卑しい人間ならではの行為である。
もはや、いつの時代の誰だかもわからなくなってしまった。というより、だんだん、若山富三郎になってきた。
さて、昨日、少し西洋のかつらについて書いた。
Wikipediaを見ていたら、こんな記事があった。
フランスの宮廷でかつらが流行るようになったのはルイ13世の時代からであった。アン王妃の不貞、友人との絶交など精神的ストレスを抱えていたルイ13世は22歳にして頭髪の禿げがかなり進行しており、かつらを着用することになった。それを見て気まずくなった廷臣達は仕方なく自分達もかつらを被ることとなり、宮廷においてかつらの着用が定着していったのである。
この流行はフランス革命でルイ16世が断頭台の露と消えるまで続き、その期間宮廷では老若男女を問わずかつらと(元々はルイ13世の禿げ隠しのために作られた過度なボリュームの)派手な髪型を用いていた。
本当かいな、と思う話だが、男性の頭とそれを見守る周囲の人間の機微は、今も17世紀のヨーロッパもあまり変わらないようである。
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「今日の嘘八百」
嘘二百六十六 不祥事を起こした企業の経営者が記者会見で深々と頭を下げるのは、その頭頂部を見て溜飲を下げたい、という、数ならぬ男性達を中心とする時代の要請によるものである。