神社仏閣だらけのニッポン

 いきなりだが、日本には神社仏閣が15万8千箇所以上もあるんだそうだ。コンビニの数が5万6千店程度だそうだから、コンビニの3倍近くもある計算になる。

 そんなにあるかな、とも思うのだが、もしかするとおれがコンビニの多い東京に住んでいるからかもしれない。京都なんかはもちろん神社仏閣だらけだし、地方に行くと、大都市ほどコンビニが乱立していないから、まあ、それくらいあるかもな、とも思う。

 この間、住んでいる街を歩いていて、随分と医院が多いな、と気づいた。他のお店と比べて医院は表が地味だからそれほど普段は思わないが、注意して見ると、随分と多い。商店街なんかでは、医院、店、店、店、医院、店、店、医院なんていう並びもあって、そんなに需要があるんだろうか、とも思ったが、まあ、そこそこ儲かるくらいには患者が来るのだろう。

 日本の医院の数は18万くらいで、うち病院が8千、一般診療所(いわゆる町の開業医)が10万4千、歯科診療所が6万8千だそうだ。歯医者が多い。

 医院が18万に対して、神社仏閣が15万8千だから、神社仏閣はなかなか健闘(?)している。日本は神社仏閣だらけの国なのだ。