この国の世界

 少し前に、バッハを「音楽の父」と呼ぶのは西洋音楽の傲慢(正確には、西洋音楽側に立ってそう呼ぶ人の傲慢と浅はかさ)で、他の音楽に対して失礼だと書いた。
 日本人=農耕民族、欧米人=狩猟民族という論の立て方にも、似たところがある。


 これ、真面目な話、語っている人が馬鹿に見えかねないので、ホント、やめておいたほうがいいと思う。馬鹿のわたしが言うのだ。間違いない。


 音楽といえば、いい加減、「ワールドミュージック」なる、あまりに大ざっぱなくくりもやめたらどうだろう。
 クラシックも、ブルースも、ジャズも、ロックも、ポップスも、ヒップホップも、全部、ワールドミュージックに入れるんなら許してやってもよいが、それではミュージック、音楽と同じことになってしまう。


 異星人が登場して、彼ら(異星人にも雌雄があるのか、あるいはもっといろいろいるのか知らないけどさ)の音楽をやり出さない限り、ワールドミュージックでないミュージックなんてありえないのよね。


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「今日の嘘八百」


嘘二百八十七 ♪赤い靴〜、履〜いてた〜、お〜と〜こ〜の〜子〜。ジャ〜ニ〜さんに〜、連〜れられ〜て〜、行っ、ちゃっ、た〜。