ロックンローラー

 わたしは精神的にはロックンローラーだ。古いタイプの。
 ロッカーではない。あくまでロックンローラーである。
 自分の名前をアルファベットにして喜んでいる馬鹿どもと一緒にしないでほしい。


 時代的には、1960年代から1970年代初頭くらいの精神のココロだ。
 ただし、フラワーな連中は大嫌いである。


 愛と平和を、そこらで勝手にお手てつないで歌ってろ。
 お前らが仲よしこよしで歌ったからという理由で、本当に必要としている人々のところに愛と平和がもたらされることはない。
 お前らの「願い」なんて、ハナクソだ。それより、テキトーにやりすごす方法を考えろ。


 30歳以上のヤツは信じない。だから、わたしはわたしを信用しない。
 ついでに30歳未満のヤツも信じない。最近、ようやく「お世話になっております」と言えるようになったヤツらを信用できるわけないだろ。


 わたしが信じるのはヨーコだけだ。ただし、死んだ夫の無責任な歌をいいように利用している、あのヨーコではない。


 わたしがヨーコと言ったら、もちろん、シマダ・ヨーコだ。サイトー・ヨーコもちょっといいけどな。ミナミノ・ヨーコはあんまり好みじゃないね。


 部屋の壁には、内田裕也の額がかけてある。昔のテンノーヘーカみたいにだ。「ハエハエ・カカカ・ザッパッパ」のジャケットもな。


 ロックンローラーとして、ひとつ言いたいことがある。


 ラーメンにワカメを入れるな。絶対にだ。高速のインターでよくやりやがる。
 ミネラルだかヨードだか知らんが、食ってて、ブルーな気分になる。


 そんなわけで、聴いてくれ。「ヨードとチンキのブギー」、イエー。


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「今日の嘘八百」


嘘百三十五 本当申し上げると、宮廷音楽家なんですけども。