タイトルの通り、今日はバッチイ話なので、その手の話が嫌いな方はご勘弁。
鼻くそを取って嗅ぐと、ちゃんとにおいがする。
あれがどうもよくわからない。
鼻くそが、鼻の中にあるときはにおいがしない。取って嗅ぐと、においがする。
不思議である。
ま、鼻の中にあるときは、鼻がにおいに慣れているから感じないんだ、という考え方はできる。
自分の体とか、自分の家のにおいっていうのは、案外、わからないもので、逆に人の体臭とか、人の家のにおいというのは気になるものだ。
このことをしばしば利用するのが、消臭剤とか芳香剤の広告で、「わたし(の体、家、クルマ)は、実はにおってるかも」と不安を掻き立てる。
不安にしてしまえば、こっちのもんだ(どっちのもんだ)。実際には、大してにおいのしない人まで、不安・心配に駆られて、商品を買ってくれる。
外国の空港に降り立つと、よくその国ならではのにおいがする。
日本の空港はあんまりにおいがしない気がするけれども、外国から来た人から言わせると「醤油くさい」のだそうだ。
たぶん、日本で生まれ育った人間は鼻が醤油くささに慣れてしまっているのだろう。
ま、そんなふうに、鼻の中にある鼻くそは、始終、においの物質が鼻のセンサーを刺激しているもんだから、センサーが鼻くそ物質には反応しなくなっている、と説明することは、一応、できる。
しかし、だとしたら、ほじくり出した直後の鼻くそを、鼻に近づけるとにおうのはなぜだろうか。
ほじくり出して、形・大きさ・色合いを確認して、すぐ鼻に近づけるんだから、せいぜい、鼻から出て1、2秒といったところだろう。
たったそれだけで、もうにおう。
どうもよくわからない。
ほじくり出された途端、鼻のほうで即座に鼻くそと縁を切るのだろうか。
だとしたら、随分、ドライな話である(もっとも、ドライだからこそ、鼻汁が鼻くそと化すわけだが)。
それとも、鼻くそは大気に触れた途端、急激な化学変化を起こすのか。
ンーム。