ある男の話

 かつて、鹿児島県徳之島にひとりの男がいた。
 男はサトウキビ畑の広がる村に生き、太平洋と東シナ海を眺めて暮らし、百歳を越えてなお山仕事に従事した。
 楽しみは、夜に焼酎を一杯やること。暮らしは質素であった。
 男は120年と237日、生きた。


 彼の名は泉重千代。健康と持続可能性の男。


ミスター・ロハス


 ヘイ・ユー! 君たちも、シゲチヨになりたくないかーい?


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「今日の嘘八百」


嘘六十二 武芸百般、意自ずから通ず。