幕末インターネット

 例によってアホなことを思いついた。


 幕末にインターネットがあったら、どんなふうになっただろうか。
 佐幕派倒幕派トラックバックを飛ばし合い、激論をかわし、最後には「今から斬りに参る」、「ふふん、返り討ちにしてくれん」などという展開になるのか。


 誰のページが人気になるかな。坂本龍馬は文章が面白いので、人気が出そうだ。勝海舟も人を食った文体で受けるかもしれない。


 新撰組は、日頃、恐れられているので、少しでも親しみやすくしようと、「Welcome to Shinsen-gumi〜ようこそ、新撰組ほーむぺーじへ!」とやらかしてしまう。現代でも、行政組織がしばしば陥る罠だ。


 あまりのダササに失笑を買い、ああいう人々は異常に誇り高いものだから、ウェブサイト担当者は切腹を命じられる。


「いさみのひとりごと」なんてページもあって、近藤勇も最初の三日くらいは我慢して書いていた。しかし、そのうち、ダラケてしまい、一月に一回更新あればいいほう、なんてふうになる。


近藤 アクセス数を上げるにはどうしたらいいかのう、トシさん。
土方 やはり、地道な努力が第一だろう。だいたい、あなたのページ、この間、更新したのはいつですか。
近藤 頼む。それを言うな。
沖田 いっそ、「池田屋コーナー」とか、「芹沢鴨暗殺の謎に迫る!」なんてコーナーはどうでしょう。
近藤 いや、さすがにそれはきわどすぎる……。


 ところが、アクセス数は意外なことで急増する。
 トップページに、「今日の天誅」と題して斬った人数を掲げるようにしたのだ。警察の「今日の交通事故数」みたいなものだ。


 最初は、隅っこに小さく入れていただけだったが、これは気になる。特に志士の人々には。
 そんなわけで、いきなり大人気サイトとなってしまうのだ。


 さらには、新しく始まった「今日の切腹」のコーナーが大受け。局中法度を破った隊士切腹をストリーミングで配信するのである。


What's New!


山南敬介隊士切腹シーンをアップしました。ぜひご覧ください!(元治二年二月二十四日)


 一方、諸国を脱藩した人々や、倒幕派の人々はそう簡単に居場所や名前を明かすわけにいかない。
 匿名やハンドルネームを使い、掲示板で尊皇攘夷について議論を戦わせるわけだが、


736 :名無し :2005/12/11(日) 02:05:22 0
>>734
なんか、いちいち突っ込むの面倒な
「読解力も文才もない奴が書いた長文の例」そのものだな。


737 :名無し :2005/12/11(日) 02:08:26 0
>>735-736
ウンチら必死w


738 :↑ :2005/12/11(日) 02:12:23 0
と、ウンチが申しておりますw


739 :名無し :2005/12/11(日) 02:17:36 0
>>735
おまえは頭が悪そうだな。レッテル貼りしかできんし。
一応、頭が無いなりに頑張って答えた>>734くんの方が
まだ人間としての価値があるよ。うん。


740 :名無し :2005/12/11(日) 03:48:14 0
高尾太夫萌え〜


 と、掲示板の特性として、お互い蹴落とし合うばかりで、議論はいっこうに深まらないのであった。


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