2006-08-14から1日間の記事一覧

関係者の皆様へ

ご臨席の栄を賜りましたら、望外の幸せに存じます。 ・’06稲本ショーのご案内 ▲一番上の日記へ - 「今日の嘘八百」 嘘二百十三 交尾してすぐに逃げてしまったオスを、雀達の間ではしたきり雀と呼ぶ。

わたしは笑っているのか

ところで、植木等の無責任ものだが、陽気で楽しい映画ではあるが、笑えるかというと、よくわからない。 映画を見ている間、わたしは、実は全然笑っていないかもしれない。 フランキー堺の「幕末太陽伝」(傑作。この作品にもペーソスはない)もそうだ。フラ…

ペーソス

日本では、「ペーソス」というものがあると、作品なり役者なりの評価が上がるようだ(「日本では」と書いたものの、諸外国の事情は知りません)。 人生の哀感、なんてものが、格を上げるらしい。 上で書いた三人の映画を、ウェットな順に並べると、 渥美清の…

昭和三十年代の喜劇映画

ここのところ、昭和三十年代の日本の喜劇映画を割によく見ている。 森繁久弥の社長シリーズ、植木等の無責任もの、渥美清の「拝啓天皇陛下様」(正・続)、それから昭和四十年代に入るけれども、初期の「男はつらいよ」といったところである。 どれも面白い…