コンセプトカー

 今月末から東京モーターショーが開催されるので、自動車メーカー各社、出品するコンセプトカーを公開し始めているようだ。


 わたしは20代の頃、仕事の関係で毎回、東京モーターショーに行っていたのだが、コンセプトカーというのは、まあ、ひどいデザインが多い。


 今回も、かなりキテます。ハイ。


 まずは日産のPIVO2なるコンセプトカーのムービー。


NISSAN PIVO2


 クルマの動き方はいいとして、こんなクルマ、恥ずかしくて乗れるかっ!、と思う。


 何かこう、プロ野球でリリーフカーに乗って登場するピッチャーの間抜けさに通じる。100mかそこらくらい、歩け。関係ないか。


 トヨタもキテます。


TOYOTA RiN


 誰か、デザイナーに何か言ってやれ!


 ホンダもキタ。


Honda PUYO


 このデザインで名前が“PUYO”。ナメとんのか。


 あくまで想像だが、「未来」とか、「夢のある」とかをキーワードにすると、なぜか一定の割台でクルマのデザイナーはこんなことをやらかしてしまうのだと思う。


 この手のクルマのデザインに憧れる人なんて、どのくらいいるだろうか。それとも、おれ(とあえてここでは書く)が間違っているのか。


 世の中、どんどん子どもっぽいものが増えていくような気がして、おお、ヤダ、おお、ヤダ。

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「今日の嘘八百」


嘘五百六十五 ブレーメンの音楽隊はネコがニワトリを食べてしまい、あえなく解散したという。