日本の社会人バスケットのトップリーグには、JBLスーパーリーグとbjリーグがある。
bjリーグは最初からプロ・リーグとしてスタートしたけれども、JBLスーパーリーグは実業団リーグ、いわゆるアマチュアだ（実力は、プロだから上、アマチュアだから下というわけではない）。
しかし、JBLスーパーリーグも、来年度、プロ・リーグの「日本バスケットボールリーグ」に衣替えする。
この2つのリーグにはいろいろと因縁があって、元々はJBLしかなかった。
その中で、クラブチームの新潟アルビレックスと埼玉ブロンコスがずっと「リーグをプロ化してくれ」と主張し続けていた。いろいろスッタモンダしたが、容れられなかった。
JBLのチームは試合のため、都道府県を行脚する。「バスケットボールの普及・振興」が理念だからだ。
チケット代は各都道府県のバスケットボール協会に入る。
この方式は、ホーム開催のチケット代（地元の固定ファンからのチケット代）で収入をまかなうプロとは相容れない。
そこで、新潟と埼玉がリーグを飛び出して立ち上げたのが、bjリーグだ。
ところが、新潟と埼玉がおん出てから、JBLはプロ化構想「日本バスケットボールリーグ」を打ち上げた。新潟と埼玉からしてみれば、「何を今さら」といったところだろう。
参考まで、両リーグのサイトへのリンク。
