見えるウイルス

 昨日、書いたノロウイルスにしても、インフルエンザウイルスにしても、あるいはさまざまな病原菌にしてもそうだが、“見えない”ということが伝染の不安をいっそう掻き立てるのだろう。


 かかっていない人が「自分にも伝染るかもしれない」と不安・恐怖を覚えることも、伝染病の被害のひとつだと思う。


 ヨーロッパの吸血鬼伝説はペストの恐怖に由来する、とも聞く。


 さて、では、ウイルスなり、病原菌が“見える”としたら、どうなるか。


 もちろん、消毒・駆除は楽になるだろう。
 しかし、一方で、別の騒ぎも起きると思う。


 例えば、普段の駅の改札。



 ノロウイルスのついた塵芥(乾燥したウンコかゲロのチリ)がピンク色に光るとする。



 これはこれで、ヤなもんですよー。