2006-12-20から1日間の記事一覧

方言短歌

次は短歌でやってみよう。 お出ましいただくのは、石川啄木。わたしは日本文学史上、これほどダメな人も珍しいと思っている。ダメの王子様と言ってもいいくらいだ。 お題は、 はたらけど はたらけど猶わが生活楽にならざり ぢつと手を見る なお、啄木は晩年…

方言俳句

俳句の話が続くけれども、別に凝っているわけではない。わたしは俳人というより廃人に近い。 方言で俳句を作る、ということがあるのかどうかは知らないが、「生活に根ざした」とか、「生き生きとした言葉の感覚」とか、「郷土の心」とか、そういうリクツはい…