ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」は、本の中にあるファンタージエンという国が「虚無」に覆われつつあるというお話だ。 しかし、これはニヒリズムだのなんだの、コムズカしい(=カッコよさげな)言葉を連想させる「虚無」だから格好がつくのであって…
この世で最強(あるいは最弱)の言葉は、「面倒くさい」ではないか、と思うのである。 この言葉はわたしの人生の通奏低音であって、生まれたときには「ああ、面倒くせえ」と尻をボリボリ掻きながら、母親の胎内から出てきたそうである。 何しろ、朝起きるの…
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