今、この文章を書いているノートパソコンは、かれこれ2年くらい使っているだろうか。
容量が75GBあって、買った当初は「こんなに使わないよな」と思っていたが、とうとう容量オーバーしてしまい、先日、データをだいぶ整理した。
1GBというのは230(2の30乗)バイト=10億7374万1824バイトだそうで、1バイトは28=256個の整数を表せるという。かけ算すると、2748億7790万6944個の整数を表せる。
75GBなら、それを75倍すればいいのだから、20兆6458億4302万800個の整数を表せる計算だ。
だから何なんだか全然わからないが、凄い、とは思う。
では、その何なんだか全然わからないが凄い容量を擁して、わたしが何をしているかというと、人の悪口を書いてウヒウヒウヒと蹴落とし・引きずり下ろしの暗い喜びを味わったり、つまらない冗談を書いて馬鹿にされたりしている。
あるいは、こんな絵を細工したり、
西郷さんに威嚇させてみたり、
謎の詩の朗読をしたり、
某書家を小馬鹿にしたりしている。
科学技術と社会の進歩がもたらすものとは、いったい何なのか、と思うのである。
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「今日の嘘八百」
嘘五百八十九 文明とは欲望と不安を煽っては消すマッチポンプである。