宇宙へのメッセージ

 一昨日も取り上げた、宇宙船ボイジャー(追記:パイオニア10号の誤りでした)に載せられた人間の絵。



 不思議なもので、女性より男性を小さくすると、奇妙なふうに見える。



 男性のほうが中学生の少年みたいに感じられる。


 男女の平均身長の話とは関係なく(女性より小さい成年男性なんていくらでも見かける)、生まれてこのかた刷り込まれてきた、男に対する見方、女に対する見方が作用するのだろう。


 もちろん、わたしはアバラ骨方面の人ではないから、「男のほうをエラソーに描くのはイケマセン!」などと言うつもりはない。単にこういう物の見え方を面白がっているだけである。


 関係ないが、わたしは男が全裸にネクタイ、女が全裸に手袋と靴下、という格好をとてもセクシィだと思っている。



 セクシィを通り越して、ヤラシイくらいだ。


 友達にこの話をしても今イチ理解してもらえず、時には変態扱いされることすらある。
 変態、結構。いただきましょう!


 この男性・女性の絵は、将来、ボイジャーが宇宙のどこかで知的生命体に遭遇したとき、「ワタシらはこういう生物です。ドーゾヨロシク」と挨拶するためのものだ。


 男性は右手を挙げ、「ハ〜イ!」と友好の気持ちを表している。


 では、もう片方の手も挙げたらどうなるか。



 宇宙人に会った途端、いきなり降参だ。
 最初から逃げ腰なのである。


 女性のほうも手を挙げさせてみよう。



 なぜか相手を馬鹿にしているみたいに見える。ある日突然、宇宙人が地球を攻めてきたら、この絵に原因がある可能性が高い。


 あるいは、浮かれ踊っているふうでもあり、まあ、とりあえず、ボイジャーの中でふたりはハッピーに暮らしているようである。



じゃあね〜♪

                  • -


「今日の嘘八百」


嘘四百十三 ボイジャー内のこの絵のデータには、R18のセキュリティがかかっている。