稚内・那覇ラリー

 ダカールラリーは、テレビのニュースでちらりと見る程度だが、入れ込むと面白いのだろうなあ、と思う。


 サハラ砂漠の砂の中でクルマが横転、なんていうシーンも迫力あっていいが(選手達はたまったもんじゃなかろうが)、サバンナ地帯に入って、セネガルの村々の人達がクルマに手を振るシーンもいい。


 昔から思っていたのだけれども、セネガルの女性ってファッション・センスがバツグンだと思うのだが、どうだろう。


 ああ、話がそれ始めている。キヲツケネバの娘。ネしか合ってない。


 でまあ、日本でも同じようにコーフン的なラリーを企画できないか、考えてみた。


 出てきた。


 稚内那覇ラリー。


パリダカ”に対抗して、こっちは“ワカナハ”。早くもダメな感じが香ってきたが、かまわず続ける。


 ワカナハは、ほぼ日本最北の地、北海道の稚内から、沖縄の那覇まで縦断するラリーだ。


 日本の最南端は沖ノ鳥島だが、あんなところ、クルマを荷揚げした瞬間にレースが終わってしまうし、西表島石垣島もラリーをするには小さすぎる。
 ここは涙を飲んで(今、泣きながらこれを書いている)、那覇でゴールとしたい。