海上自衛隊の護衛艦名

 日本の海上自衛隊では、例によってコソクな手を使って、軍艦とは呼ばず、護衛艦と呼ぶ。


 艦名は、もっぱら、気象現象か地名である。


護衛艦一覧 - Wikipedia


「ゆうぎり」、「むらくも」、「みねゆき」なんていうのは、なかなか風情がある。
「ぎりぎり」、「しらくも」、「どかゆき」という艦名を検討したこともあるが、さすがに却下されたという。嘘だという。


 ひらがな表記にしているのは、役所の例の「ひらがなにすれば親しみやすくなる」という大勘違いのせいだろう。
 イージス艦「こんごう」なんていうのは、どうにも弱そうでいけない。


 もっとも、漢字だからといって、イージス艦「第五日吉丸」というのも、何となく困るが。


 面白そうだという以外に何の理由もないのだが、護衛艦名を落語家の名前にしたら、どうなるだろう。


 護衛艦「しんしょう」、「こさん」、「つるべい」、「しょうた」。のんきでしょうがない。


 ミサイル護衛艦「きくぞう」。あまりたよりにならなさそうだ。いきなりラーメンを発射したりして。


 イージス艦「だんし」。敵よりも味方を攻撃し始めそうで怖い。


▲一番上の日記へ

                • -


「今日の嘘八百」


嘘二百十八 狂言誘拐を狙ったが、「なかなかっ」と言ってしまい、バレた。