競技の本質とはあんまり関係ないところで書く。
時折、選手の実力が拮抗し、ちょうど大きな大会があって、他のシーズンより盛り上がる競技というのが出てくる。
今シーズンでいえば、女子フィギュアスケートがそうだろう。
その際、選手のキャラクターがはっきりしていると、さらに盛り上がる。
アテネ・オリンピックの柔道がそうだった。オリンピックの100kg級、100kg超級の2枠をめぐって、井上康生、鈴木桂治、棟田康幸の3人が争った。
井上、鈴木、棟田のキャラクターは、順に正しい人、アンちゃん、いいやつ(デブ)であった。
で、この3人が三つどもえとなり、アンちゃんといいやつ(デブ)の友情物語など織り込みつつ、結局、正しい人とアンちゃんが勝ち残った。
あのときは、アテネ・オリンピックよりも、代表選考のほうが面白かったと思う。
で、今回の女子フィギュアスケートの代表は、ご存じ、荒川静香、村主章枝、安藤美姫である。
順に、サド、マゾ、女子高生だ。
いや、もちろん、彼女らの実際の性癖は知らない。
また、見る人も、必ずしもそこまであからさまに性的な視線で見ていないだろうけど、しかし、どこかにそういう捉え方も混じっているのではないか。
いやいや、あくまで39歳のバカチンスキー(♂)のヨコシマな視線に過ぎないのかもしれないが。
もし安藤ではなく、浅田真央が出たら、サド、マゾ、ロリコン、という組み合わせになるところだった。これはこれで、わかりやすくていい。
なお、安藤美姫の「女子高生」については、微妙な時期だと思う。
いや、実際に女子高生ではあるのだろうけど、肉体的にはどんどん成人女子のそれになりつつある。
体がガッチリし、筋肉もついてきた。
これは、今の彼女のスケート・スタイルからすれば、必ずしもいいことではないようだ。
回転数の多いジャンプをするには、体重が軽く、空気抵抗の少ない細身の体のほうがいいからだ(駄洒落になったが、意図したわけではない)。
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「今日の嘘八百」
嘘六十四 次の冬季オリンピックから屋根の雪下ろしが正式種目となる。