ルーニー

 とりとめもなく、サッカー・ワールドカップの話題。興味ない人にはスンマセン(と、とりあえず謝っておくテキトーな日本のわたし)。そこらで暇をつぶしていてください。


 イングランドとブラジルが負けた。


 先週、イングランドルーニーの凶悪な風貌とあわせて、ポルトガル戦で何かやらかしそうだ、と書いた。


 ハイ、きっちりやってくれました、レッドカード。
 コケたカルバーリョの金玉を踏みつけたようにも見えたが、その後もカルバーリョはプレーを続けたので、実際は踏んでいないのかもしれない。


 直後に主審に何か言ったクリスチアーノ・ロナルドを突き飛ばして、レッドカード。
 レッドカードは金玉踏みつぶしに出たのか、ロナルドを突き飛ばしたことに出たのかわからなかったが、どちらにしろ、さすがルーニーである。期待を裏切らない。


 ピッチを去るときは凶悪な顔が、いっそ、禍々しい(まがまがしい)と言いたいほどの形相になっていた。
 怒り狂うと、白い顔にわかりやすく朱が差すところが、ルーニーのグーなところである。一瞬、桃太郎に電話したほうがよかろうか、と考えた。


 あの後、ロッカールームでは、椅子が飛び、机が砕け散り、ロッカーがボコボコに凹み、チーム関係者何人かの歯が折れたのではないか。知らんけど。


 イングランドは、個々の選手の能力はちらほら見えたけど、結局、何だかよくわからないチームのまま、大会を去った。