今回のサッカー・ワールドカップからボールが変わり、「∞」に似たパーツと「人」に似たパーツを組み合わせたものになった。
今までのサッカーボールより真球に近づけるために採用したデザインなのだそうだ。
あのパーツの形状、大きさを組み合わせると球になるということを、どうやって導き出したのだろうか。
何となく、コンピュータの助けを借りたのでは、という気がするけれども、実際のところは知らない。
たとえコンピュータの助けを借りたとしても、最初の段階では誰かの発想があったはずで、頭のいい人もいるもんだ、と思う。
それとも、ああいう球体に関する数学でもあるのだろうか。
今までのサッカーボールというと、ご存じ、六角形と五角形を組み合わせたものだ。
あれにしたって、球になるということを思いついた人は大したものだと思う。
次のページを見ると、どうやら正二十面体から発想したようではある↓。
正二十面体が球体に近いのはわかるけれども、そこからよく六角形と五角形の組み合わせに持っていったものだ。
それとも、立体形状について考えるのが得意な人にとっては、そう突飛な発想でもないのだろうか。
わたしは立体について想像するのがすこぶる苦手で、昔、学校でIQテストを受けさせられたときも、立体物の問題は全然できなかった。
自分にはまるでできないことをさらっとやってのける人には、アホウのように口をポカンとあけて、素直に感心する。
だから、さっきから、口、あけっぱなしである。