大中小

 大相撲というのはあるのに、中相撲、小相撲がないのはなぜか、という話があって、大根はあれども中根のなきが如し、と今、思いついたが、あんまり気のきいた答じゃなかった。
 今ひとつ、脳が不調である。ま、物心ついた頃からの話だが。


 それはともかく、小相撲、なんていうのは、なかなかインディーズ感があっていい。


 どこかお金のあるとこで、そういう団体を立ち上げないだろうか。「チョップしてもよい」とか、独自ルールをつけて。
 小相撲梅雨場所、なんて、なかなか遠慮があっていいと思うのだが。


 大相撲にしても、あるいは昔の大日本帝国にしても、大きいのは結構なことだ、パッと栄えた感じがしていい、というので、そういう呼び名にしたのだろう。


 あの幸福を科学しているらしい人達のトップ、大川隆法サンも、元々の名前は「中川隆」だそうで、そのままじゃ、教祖としてちょっとねえ、ということだったのだと思う。
 やっぱり、存在をなるべく大きく見せたかったのだろう。

小さいやね

 中国人が日本を馬鹿にするときに、「小日本(シャオリーベン、だったかな)」という言い方をする。


 まあ、あまり人品のいい人のやることではないと思うのだが、かといって、日本の側から「何をこの野郎!」とやり返すのも、小学生の口喧嘩みたいで、みっともいいことではない。


 ああいうのは、とりあえず、気にしていただける、目障りに感じていただけるだけ、ありがたく思っとけばいいんじゃないか。


 日本は、中国に比べればだいぶ国土も小さいし、カイゼン、とかなんとか、コマゴマしたことを積み重ねて経済発展してきたところもあるだろうから、小日本、マ、ソンナトコデスネ、と流しておくくらいでいいと思う。
 腰の低い質屋のオヤジみたいなもので、ヘラヘラしながらも、とりあえずあちこちの債権はいっぱい持ってんだし。


 日本(Sサイズ)、以前は日本帝国(Lサイズ)でした、ちなみにお隣は韓民国(Lサイズ)、なんてのもいい。


 以上、稲本喜則(人間がSサイズ)がご案内しました。

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「今日の嘘八百」


嘘三百八十三 ビックカメラは、いつビッグカメラに直すべきか、タイミングを計りかねているそうだ。


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