2010-04-22から1日間の記事一覧
上記を書きながらふと思ったのだが、夏目漱石「こゝろ」を悲恋物語として捉えるとどうなるだろう。「先生」と「奥さん」にとっての障害は、「親友Kの死」ということになる。「先生」と「奥さん」の恋は一応成就するのだが、特に「先生」にはずっと重い影が落…
一昨日、ひさびさに文楽を見てきて考えたのだが、現代を舞台にすると悲恋物語というのは結構書きにくくなっているのではないかと思う。いや、おれはどちらかというと愛だ恋だチューだという物語に関心がないほうなので、いささかリクツになってしまうんだが…