啄木の伝記を読むと、ダメ人間が世間的な責任を負わされて、一方で夢見がちでもあり、女郎買い好きでもあり、妄想はふくらむものの、短歌以外の書くものはとんとモノにならず、何だかうまく行かなくって、そのうち病気で死んじゃった、と、そういうことだっ…
昨日の、人が真面目に捉えるところで笑ってしまう、という話の続き。 石川啄木の歌もそうで、笑ってしまう。啄木というのは、ものすごくダメな人だったのではないか、と思う。 例えば、有名な、 東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる って、…
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