2005-05-11から1日間の記事一覧

グルーヴと共感

さて、知らない曲についての批評があったとして、それは読み手にとって面白いのだろうか。 たとえば、サンタナの「君に捧げるサンバ」の章から。 「セクシー」という言葉で語られる音楽はあまたあるけれど、でもそれが、実際愛をかわすときに耳にしていたい…

歌詞は詩じゃなくてよい

まず、この人のいいところは、自分がいいと思ったものに対して忠実なところだ。他の誰かさん(音楽評論家だの、音楽マニアだの、“〜すべき”論者だの)の意見に左右されない。誠実な人だと思う。 いや、以前は左右されたことがあるだろうし、今だって、多少は…

ソングブック

昨日、ちらりと触れたニック・ホーンビィの「ソングブック」(森田義信訳、新潮文庫、ISBN:4102202153)はとても面白い。 ホーンビィはイギリスのベストセラー作家だそうだけれども、私は昨日まで全然知らなかった。 ヴァン・モリソンの「キャラバン」の歌詞…