ほぼ毎日、郵便受けにチラシが入れられている。
おれはチラシの類を見ることはないから、ゴミと同じである。ただ、宅配ボックスに荷物を入れたという伝票が混じっていることがあるから、一通り、確認はしないといけない。宅配ボックスの伝票が混じっていないと確認した時間が無駄になってしまい、何か損した心持ちになる。「なんでおれがこんなことをしないといかんのだ」と、まあ、たかだか1分程度の時間なのだが、小さな怒りを覚える。人間の器が小さくて、申し訳ない。
あのチラシの類をちゃんと広告として見ている人ってどのくらいいるのだろうか。
ポスティングサービスと気取った言い方をしているが、要はチラシ投げ入れ作業である。それが仕事として成り立っているということはそこそこに効果はある、つまり、チラシを見て店に行くなりなんなりの行動を取る人がいくらかはいるということだろうか。
おれにとってはゴミだから、郵便受けにゴミを入れるな、と思う。チラシ不要、みたいなボードを貼っておくといくらかは効果があるのか。
まあ、それで生活している人もいるだろうから、あまり目クジラたてるのも悪い気はする。しかしまあ、おれにはゴミだ。