昨日の続き。ヘビメタ遊びである。
ヘビメタはオカルト、猟奇趣味と相性がいいようだ。
まあ、これはあの、ダカダカダカダカ、という脱穀機的サウンドだから合うわけで、スウィートでソウルフルでアーバンなブラック・ミュージックが「♪悪魔の〜、チェ〜ンソ〜、Ooh〜」とやらかすのは、どうもしっくり来ない。
ヘビメタは欧米で生まれたから、そのオカルト趣味も、キリスト教かユダヤ教由来のものがほとんどのようだ。
もし日本起源のヘビメタ、仏教的ヘビメタというものがあったら、どうなるのだろうか。
「仏敵のハイウェイ」とか、「暗黒の花祭り」とか、「女犯の錫杖」とか、「地獄で托鉢」とか、「破戒に護摩祈祷」とか、そんな曲が生まれるのか。
うーん、(一発屋であれ)王様くらいまでは行けるような、一回限りの失笑で終わるような。
どこかの坊さん達で結成してくれないかな、ヘビメタ・バンド。「クソ・ボーズ」とか、なんかそんなバンド名で。
ライブは「勤行」と呼ぶ。観客全員、座禅を組んで、激しくヘッドバンギングだ。
アンコールの催促は、木魚でやるのがいいと思う。
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「今日の嘘八百」
嘘百九十三 年をとるにつれ、月日の経つのが早く感じられるのは、下り坂を転がり落ちているからである。