参議院改革

 割にテレビを見る時期と見ない時期が何年かおきに交代で来る。今は見ない時期で、テレビを見るのは1週間合計で30分か1時間くらいではないか。


 面白いもので、ニュース番組を見なくなると、途端にこのページに社会的な話題を書かなくなる。


 新聞くらいは読んでいる。だから、世の中で何が起きているのか、全く知らないわけではない。
 おそらく、ニュースを映像で見ると強い刺激を受け、これは書かねばの娘、と何か大きな勘違いをしてしまうのだろう。


 ねじれ国会と呼ぶのか、衆議院を与党が握り、参議院を野党が握って、ニッチもサッチもいかなくなっているようだ。



※この人がサッチモです。本文とは関係アリマセン。


 民主党は、福田内閣を追い込み、衆議院解散に持ち込んで、政権を奪取することを狙っているらしい。


 まあ、解散して、民主党が勝てばいいけれども、与党が勝ったらねじれ状態がしばらく固定されてしまうわけで、困ったことである。
 衆院選民主党が勝つまで解散を繰り返すというわけにもいかないだろうし。


 よく知らないので、間違っていたら勘弁いただきたいのだが、参議院というのは、戦前の貴族院の流れから来ているのではないかと思う。
 それが、戦後の、GHQだー、民主主義だー、という流れのなかで、民選の議院になってしまった。


 貴族院のさらに大元をたどると、明治維新の元勲である参議達(西郷隆盛とか)に至り、つまりは元老院に当たるものだったのではないかと思う(いや、どうだか知らないヨ)。


 いっそ、現代の参議院も、選挙なんぞやめて、元老院のようなものにしてしまったらどうか。


 現代の元老というと、誰だろう。


 中曽根大勲位なんかが出てくると生臭いことになりそうだから、なるべく政治的野心のない人達がよい。


 まずは、やはり、あの人か。長嶋茂雄


 そうすると、サッカーでは、三浦カズがいい。


 芸能界からは、やはり、森繁久彌。これで決まりだ。


 一応、クラシック音楽の分野から小澤征爾


 日本人最初のフルタイムF1ドライバー中嶋悟もいい。


 文学界は難しい。村上春樹はタイプとして違うだろうし、ノーベル文学賞もらったからと言って、大江健三郎は政治に関心がありすぎる。
 武者小路実篤とか生きてたらよかったんだが(生きてたら怖いが)。


 同じノーベル賞でも、例えば、小柴昌俊さんなんかはちょっと利益誘導しそうな印象がある。ここはやはり、田中さんだろう。


 そうなると、「さん」つながりで、毛利さんも外せない。


 後は、米朝師匠なんかもいい。


長嶋茂雄
三浦カズ
森繁久彌
小澤征爾
中嶋悟
・田中さん
・毛利さん
米朝師匠


 いい会議だ。議長は愛子さまあたりにお願いする。


 中には、すでに半ば夢の中で遊んでいらっしゃるとうかがっている方もいるし、間違って法案を可決したり否決したりしては困るから、念には念を入れ、憲法に「第○条 参議院の議決はこれを認めない。」という条文を入れておけばオッケーだろう。
 それでも心配なら、さらに「参議院の権威はこれを認めない。」という条文を入れればよい。

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「今日の嘘八百」


嘘六百九十九 来年度から、サラリーマンにもロスタイムが認められる。