今日は下品な話。
安倍首相が唐突に辞意を表明したものだから、世間は大騒ぎのようである。
しかつめらしい顔をして、「無責任だ」とか、「政治家としての」とか言っているマスコミや評論家、コメンテーター（便利な肩書きだ）も、どこか騒ぎを楽しんでいるように見える。
さーてこれからどうなるか、と腕まくり。お祭のようなもので、血が沸き立つのかもしれない。
しかし、次のような事態だったら、もっと凄いことになっていたんではないか。
安倍首相、自慰を表明
おそらく、日本全国に超弩級の衝撃が走ったはずだ。
ニュースショーは当然、翌日のラテ欄にこんな惹句を載せるだろう。
突然の自慰表明の裏に何が?!
新聞の見出しはこうなる。
「なぜ今」自民困惑
閣僚「そこまで追いつめられていたのか」
自民党の麻生幹事長は事前に打ち明けられていたらしい。麻生幹事長も、相当、困ったろう。
外遊後、心身ともに限界
麻生氏「10日夕に自慰」
記事はこんなふう。
首相が帰国し、臨時国会での所信表明を終えた後の10日夕。麻生氏によると、自民党の役員会終了後、首相から最初に「自慰」を伝えられた。麻生氏は「タイミングは今ではない」と慰留したという。
首相は12日午後1時半ごろ、麻生氏ら自民党5役を官邸に集め、改めて自慰を伝えたうえで頭を下げた。「大事な時にご迷惑をかけ、申し訳ない。おわびします」
なお、安倍首相が自慰を表明した直後、東証の株価は上昇した。
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「今日の嘘八百」
嘘五百三十七 長と名のつく立場の人には精神的なシックハウス症候群があるという。
