原発エクスタシー

ああ、ど、どうも。福島原発です。ああん。
いろいろとお恥ずかしいところをお目にかけちゃって、恥ずかしいです。
あの、恥を承知で告白しますと、
今、か、体の中が大変なことになっておりましてですね、
自分でもよくわからないのですけど、
なんか体の真ん中が熱くなるような、血が集まるような。
なんか、変な感じ。ああん。
目覚めたのかしら。

ああ、でも、水を浴びるのは涼しくって、気持ちいいですよ。
初夏に、公園の噴水のまわりでしぶきを浴びるような感じ。
特に消防車から水を浴びるのはよかったですね。
お兄さん達も一生懸命だったし。
でも、体の中の熱くなる感じはそのままなんですけどね。

大勢の人にテレビや何かで見られるのも、何というか、
見られているっていうのが興奮するというか、昂ぶるというか、
うれし恥ずかし?

ああん。また中で何かが溶けて落ちたみたい。
あの、端から見てるとアレかもしれないけど、
決して不快じゃないんですよ。
むしろ、すごい快感というか、人にはちょっと言えないというか、
ああっ、また! 恥ずかしいっ!

ああん、あ、あ、あ。