英BMTグループのロボット魚はデザインがほどよい

 今朝の朝日新聞に英国企業などが開発したロボット魚が載っていた。ラブリーである。

→ 朝日新聞 - 水質汚染、ロボット魚で探知 「巣」に戻り自動充電も

 形態はほとんど魚を模している。開発者は「魚は長年の進化で泳ぐのに最適な形になっており、ロボ魚のデザインもそれにならった」と語っているそうだけれども、ウロコや口の形状なんかは機能的理由ではなく、遊びじゃないかと思う。もちろん、遊び結構である。

 このデザインのほどよさ、好きである。

 日本の生物タイプのロボットは鉄腕アトムの流れなのか、やたらと人間ぽさ、親しみやすさを強調するが、お子ちゃまっぽいデザインが多く、うーん、そんなに媚びを売らんでも、と思う(わたし自身は、特にロボットに友達になってもらわなくてもよいと感じている)。むしろ、工場なんかで動いているロボットアームや、災害救助用のロボットのデザインのほうが、いさぎよくてわたしは好きだ。

 ロボット魚のデザインは、お子ちゃま風ロボットと業務用ロボットの中間くらいだろうか。