悲しきユーモア

 今日はわたしの好き嫌いにのみ基づいて書く。抗議や反対意見は一切受け付けない(本当に抗議されたら、即座に謝るであろうが)。
 また、いささか下卑た内容になると思うが、責任は一にわたしにあると断っておく。


 このブログの下のほうに、Amazonの商品が2点表示される。ブログの中に書かれた言葉を元に、Amazonのサーバーが自動で商品を掲載するようになっている。
 表示される商品は、アクセスするたびに変わるかもしれない。


 昨日、「白鳥の湖」と書いたら、次のような商品が表示された。



 目にして、やるせない心持ちになった。
 おそらくは、宴会やパーティでこれをつければ受ける、と考えてしまう人の、ユーモアのセンスを思いやってのことだと思う。


 悲しい写真である。青いレオタードと、いささか出た腹がまたせつない。


 商品の詳細ページを見てみる。


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「まだカスタマーレビューはありません。」、「在庫あり。」のフレーズが、さらなる悲しみを誘う。
 Amazonのページの特徴である、「 あわせて買いたい」や「この商品を買った人はこんな商品も買っています」のコーナーがないのは、幸いと言うべきか。


 しかし、世間は広い。宴会でこういうグッズをつけた社員が大いに受ける、そんな職場もあるのやもしれぬ。


 そういう職場の人々に、わたしはただ一言、「類は友を呼ぶ」という言い古された諺を送りたい。


 つらつら眺めてみると、世の中にはさまざまな悲しいパーティグッズがあるようである。



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 人をやるせない気持ちにさせる歌は、しばしば名曲とされる。
 しかし、人をやるせない気持ちにさせるこれらの商品が、名品とは言い難いのは、なぜであろうか。