ここに書いた駄文を後で読み返すと、何だかエラソーに書いていて、恥ずかしくなることがある。
浅薄な知識をもとにひ弱な思考力を使うものだから、情けない結果が出てくるわけだが、オロカなゆえに書いている時点ではその情けなさに気がつかない。
むしろ、得意になって書いているフシすらある。ああ、恥ずかしい。
心機一転、これからはもう少し謙虚に書きたいと思う。
まずは己の無能を噛みしめるところから始めたい。
……噛みしめ。
……噛みしめ。
……噛みしめ。
……何だか死にたくなってきました。
傲慢に書き飛ばしてきたツケで、謙虚に書くのには、努力がいりそうだ。苦痛が伴う。
あくまで思いつきだが、謙虚に書くには、次のような反省、チェックシートを心に持っていなければならないのではないか。
・己の書こうとするテーマ設定は適切か。
・そのテーマについて書くに足る知識を、己は持っているか。
・書くにあたって、充分な思考を己は尽くしたか。
・その思考内容が読む方にきちんと伝わるよう、自己満足に終わらない文章の書き方をしているか。
・そもそも己は馬鹿ではないのか。
・馬鹿かもしれない。
・きっと馬鹿だ。
・馬鹿に違いない。
・馬鹿でした。
・すみません。
謙虚に書くのもシンドいものである。
あ、こういう書き方が傲慢なのか。どう書けばいいのだろう。
謙虚に書くのもシンドいかもしれないような気がするのではないかと思わないでもないこともないわけでもない、のかなあ。あれ、どっちになったのだ。
まあ、こういうことというのは心の持ち方の問題であって、あからさまに文章で「謙虚に書く!」などと宣言するものではないのかもしれない。
とりあえず、「オレほど謙虚なやつはいない」と言えるようになるまで、努力は続けたい気もしないではないこともないかもしれないのですか。