飛んで飛んで

 外交上の駆け引きや先読みなぞ、わたしにわかるわけがないが、北朝鮮政府も「軍事演習である。ウチの勝手である」と言っていることだし、「ああ、そうだったんですか。まあ、頑張ってください。じゃあ、また。あはは」と、関係各国、いっせいに柳と化したらどうなるのだろう。


 先方はアテが外れて、がっくし来るんではないか。


 忍法・やりすごしの術。告白すると、ワタクシ、これ一本で人生乗り切ってまいりました。


 談志師匠は、ミサイルが飛んできても、「おれだったら、右に左によけるネ」だそうで、心強い限りである。


 残念ながら、わたしはそこまで反射神経がよくない。
 だから、飛んできたら、ハートでがっちり受け止めようと考えている。
 思い切って、おれの胸に飛び込んでこい!


 あるいは、向こうが打ってきたら、こっちも打つ、というのはどうだろう。


 いや、ミサイルを打ち返すのは物騒だ。そうではなくて、日本の夏と言えば、やっぱり、花火である。


 相手が一発ミサイル打ったら、こっちも花火を一発打ち上げる。
 二発目を打ってきたら、花火の二発目を打ち上げる。


北朝鮮側) (日本側)
 ドーン。   パーン。
 ドーン。   パーン。
 ドドーン。  パチパチパチィ(仕掛け花火だ)。


 なんていうふうに、双方六発。音楽用語で言う、コール&レスポンスである。
 やりとりしているうちに、友情が芽生えたりして。


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「今日の嘘八百」


嘘百八十二 「オーメン」のダミアンの頭にある数字666は、よく見ると999だったそうだ。